Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。
Photoshop(フォトショップ)でリアルな雷を作る方法を徹底解説します。
空一面に雷を追加したり一部に雷を落としたり。
写真やイラストを彩る雷素材として、ゲームや動画の中で活用する雷テクスチャとしてなど。
高品質な雷表現を自作するテクニックがゼロから身に付けられます。
これからPhotoshopを始められる方、更にフォトショテクニックを磨かれたい方にオススメのコンテンツ。
フォトショ初心者の方にも素材を使わずゼロから直しに強い雷が作れるよう、詳しく解説いたします!
どんな表現ができるの?

Photoshop(フォトショップ)を使えば上記のようにゼロからリアルな雷を作る事ができます。
画面全体を雷で覆ったり、一部に雷を適用したり、表現方法は自由自在!
雷の作り方
Photoshopを使った雷の作り方です。
雷ベースの作り方とベースを元にした加工方法を解説いたします。
Photoshopを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはPhotoshop(フォトショップ)が必須です。
未導入の方は
フォトプラン公式サイトから入手可能。
(月額は最安の1,180円、7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランは
コチラの記事で徹底解説しています。
雷のベース素材を作成
STEP.1
新規レイヤーを作成
[ Ctrl + N ] (Mac:Command + N) で新規ドキュメントを作成します。
サンプルは1920px 1080px 72px/inchで作成。
※サイズはお好みで調整してください。
STEP.2
スマートオブジェクトに変換
背景レイヤーを右クリックし、[
スマートオブジェクトに変換 ] します。
するとレイヤー名が [
レイヤー 0 ] に変更されます。
※お好みの名前に変更してください。
なお、スマートオブジェクトは
コチラの記事で詳しく解説しております。
STEP.3
雲模様1を適用
[
フィルター ] → [
描画 ] → [
雲模様 1 ] を適用します。
STEP.4
雲模様2を適用
[
フィルター ] → [
描画 ] → [
雲模様 2 ] を適用します。
すると左図のような見た目になります。
雲模様が二つ重なった状態ですね。
STEP.5
諧調の反転を適用
[ イメージ ] → [ 色調補正 ] → [ 諧調の反転 ] を適用します。
ショートカットは [ Ctrl + I ] (Mac:Command + I)
すると左図のような見た目になります。
少し雷が見えてきましたね。
STEP.6
レベル補正を適用
[
イメージ ] → [
色調補正 ] → [
レベル補正 ] を適用します。
ショートカットは [
Ctrl +
L ] (Mac:
Command +
L)
シャドウ入力レベルを調整:228
中間調入力レベルを調整:0.35
ハイライト入力レベルを調整:255
STEP.7
色相・彩度を適用
[
イメージ ] → [
色調補正 ] → [
色相・彩度 ] を適用します。
ショートカットは [
Ctrl +
U ] (Mac:
Command +
U)
色相:230
彩度:40
明度:0
色相の統一にチェック
色はお好みで調整してください。
FINISH
描画モードを変更したら完成
雷を重ねたい画像を準備します。
雷レイヤーの描画モードを [ スクリーン ] に変更し、お好みで不透明度を調整(サンプルは90%)しましょう。
すると黒い個所が透過になり、雷だけが表示されます。
といった感じでPhotoshopを使えば簡単に雷の表現ができます。
フォトショは
Adobe公式サイトから入手可能です。
スマートフィルターは再編集可能
スマートオブジェクトにフィルターや色調補正を加えると
スマートフィルターが追加されます。
設定したい項目をダブルクリックすると設定値を再編集可能。雷の形状や色を後から変えられます。
任意の場所に雷を適用する
STEP.1
画像を準備
雷を適用したい画像を準備します。
塔の頂上に雷を落としてみましょう。
素材にこだわりたい方は
AdobeStockが最強!3億点以上の商用利用可能で高品質な素材が制作を加速させてくれますよ。
詳しくは
コチラで解説しています。
STEP.2
雷をコピペ
先に作成した雷ベースをコピペします。
雷レイヤーをドラッグ&ドロップでコピペ可能ですよ。
コピー後は雷レイヤーをクリックし、アクティブにします。
STEP.3
使いたい雷を選択
使えそうな雷を探します。
良い感じの雷が見つかったら [
なげなわツール ] で囲って選択します。
[ Ctrl + J ] (Mac:Command + J) で選択範囲をコピーしましょう。
コピー後は元の雷レイヤーを非表示します。
FINISH
完成
[
移動ツール ] で雷パーツを移動させたら完成です。
更に高品質な雷が作れるPSD
当チュートリアルを発展させた更に高品質な雷表現ができるエフェクトPSDです。
全て商用利用可能!
フォトショ初心者の方でもサンプルのようなプロのレタッチ作品を超短時間で作成できます。
#01 Comic Book Super Hero Back Light Effect
まるで偉大なる力を持ったヒーローが登場するアメコミの表紙のような表現があっという間にできるエフェクトPSDです。
リアルな雷表現が非常にカッコいいですね。
ダウンロードする
#02 Storm Photo Effect Layout
雷や雨、雨雲など、嵐の表現が一瞬でできるエフェクトモックアップです。
Photoshopを使えばいともたやすく気候変動が可能!
ダウンロードする
#03 Vector Sparks.vector electrical and star.on a transparent background
ベクター形式の雷素材です。
拡大・縮小しても劣化が起きないので使い勝手が抜群ですよ!
ダウンロードする
#04 Glowing Text Effect with Lightning Mockup
まるで雷に覆われたような表現ができるテキストエフェクトです。勿論テキスト以外にも適用可能!
文字を入力し、エフェクトを適用するとあっという間にサンプルのような仕上がりにできます。
ダウンロードする
#05 In Motion Text Effect Mockup
まるで映画のタイトルのようなテキストエフェクトです。
スピード感のある質感と雷のエフェクトが非常にカッコいいですね。
ダウンロードする
ワンランク上のテンプレート素材
Photoshopを学習する上で、プロが作成した生データを研究する事は重要です。
下記記事でプロが作成した高品質で汎用性の高いテンプレート素材を紹介しています。
全て商用利用可能、テキストや画像を変えるだけでプロの品質が出せます。
制作の手間を劇的に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。
例えばクリエイターの就職や転職に必須のポートフォリオ。
プロのテンプレートで美しいレイアウトや余白、文字サイズが一瞬で作成可能。内定獲得の可能性が格段にアップします!
厳選!ポートフォリオ用テンプレート40選
良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!
おわりに
以上、Photoshop(フォトショップ)でリアルな雷を作る方法についてでした。
単体ではほぼ使わない機能であろう雲模様1と雲模様2。
じつはこの二つを掛け合わせる事で簡単にリアルな雷が作れます。
そして事前にスマートオブジェクトに変換しておくと、スマートフィルターで後から調整可能ですよ。
編集しやすい雷素材が簡単に作れるので一度お試しください。
ではまた!
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Webサイトやバナーデザイン、各種DTPやUIデザイン等、様々なクリエイティブに使えるテクニックです。
1分で作れるエフェクトPSD素材
商用利用可能で超高品質なエフェクトが1分で作れるPSD素材の使い方と作例です。
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商用利用可能で高品質なフォトエフェクトPSDを厳選しました。クリエイティブを劇的に効率化できる素材を併せてチェックされてみませんか?
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デザイン未経験からプロを目指しましょう!