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Photoshop(フォトショップ)を使ってバナー広告を作る方法を初心者の方にも分かりやすく解説します。
サンプルを例に、画像補正や文字入力、デザイン・レイアウトを順に解説します。
フォトショでよく使う機能を網羅的に学べますので、フォトショ初心者の方にオススメの記事です!
では早速始めていきましょう!

よくありますよね、WEB広告のバナー。
構成からデザイン制作まで一貫して作れるようになると職場で貴方の需要が高まる事間違いなしです。
フォトショ初心者、ノンデザイナーの方にも分かりやすく解説しておりますので是非マスターしてください!
この記事の目次

汚い字で全然OK!
ざっくりで構わないのでデザイン制作前に構成ラフを手書きで作成しておくと効率的に進められます。
尚、今回作成するバナーのサイズは幅600px高さ500pxを想定しています。

今回は左図のノートパソコンを触っている女性の写真素材を使いたいと思います。
ちなみに今回使用した画像はコチラです。
無料のSmallサイズで問題ありません。

[ Web ] → [ Web一般 ] → [ 作成 ] で新規ドキュメントを作成してみます。

幅:600px
高さ:500px
解像度:72
カラーモード:RGBカラー
アートボード:チェックを外す
設定が完了したら [ 作成 ] をクリックします。


画面上部の [ イメージ ] → [ 画像解像度 ] からでも確認ができます。
よく使うのでショートカットがオススメ!

下記で変形の挙動を変更する方法を記載してます。PhotoshopCC2019,CC2020における「変形」の挙動を2018以前に戻す方法

アクティブレイヤーのみ反転されます。
バウンディングボックスの変形で反転させると比率が狂うのでオススメできません。

調整レイヤーを追加して補正しましょう。
調整レイヤーの詳しい使い方は下記で確認できます。【Photoshop】フォトショの調整レイヤーの使い方と写真補正の方法


[ T ] を押して [ 文字ツール ] を選択します。
画面をクリックし、文字を入力します。
入力が完了したら画面上部の [ 〇 ] を押して入力を確定させます。

サンプルは「新ゴ」を使っています。
「小塚ゴシック」や「游ゴシック」等を利用するのも良いでしょう。

全て同じサイズだと強弱が無い絵になりますので、情報の重要度によって文字サイズに強弱を付けます。

同じフォントでも太さのちがうものや斜体など、複数収録されているものがあります。
目立たせたい文字は太く、そうでない文字は細いフォントを選択してさらに強弱を付けてみましょう。

文字を入力すると「調整するクセ」を付けておいた方が良いです。
入力した「まま」の文字だとイマイチです。

[ 長方形ツール(U) ] を選択し、ドラッグして文字の下に長方形を描きます。
※シェイプになっている事を確認してください。
画面左上のドロップダウンメニューからシェイプ、パス、ピクセルを選択できます。

線の設定は [ 無し ] にしておきましょう。
赤の斜線アイコンで [ 無し ] にできます。

アンカーポイントを選択し、アンカーポイントを移動させると長方形の形を変えることができます。


レイヤーの順番、名前、必要ならグループ化をしたり、制作を進めながらレイヤー整理もしておきましょう。
未整理のまま制作を進めるとぐちゃぐちゃになり、制作の効率が悪くなってしまいます。
レイヤー操作について詳しくは下記で解説しておりますのでご覧ください。【Photoshop】レイヤーの使い方と機能を全て解説

あしらいはグループ化してまとめておくと便利です。

WEB担当者やデザイナーでなくても、バナー広告を作れるくらいのフォトショ知識を持っていると重宝されますよ!

名前を変更し、並び順を整理しておきましょう。
グループ化やレイヤーの色替えを使ったりして整理するのも良いでしょう。
レイヤー操作については下記で詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。【Photoshop】レイヤーの使い方と機能を全て解説

fantiaでバナーのサンプルPSDを配布中です。
サンプルPSDを見ながら当サイトで作り方を確認しながら進める、自身で作ってからサンプルPSDを確認、素材として使用といった活用方法ができます。
よかったらご活用ください!

同じ要素でGDN(Google ディスプレイ ネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)に向けたWEB広告バナーを複数種類作成する際に、1つのPSDで作る方が効率的に作れます。
下記記事で具体的な作り方からスライスの設定、書き出し方法などを前編・後編に渡って徹底解説しております。
サンプルPSDも無料で配布しておりますので是非ご覧ください!
デザインを作る際に非常に有益な情報が書かれている書籍を厳選しました。
さらっと読むだけでもすごく勉強になるのでオススメですよ。
作業PCの隣に並べておくと迷ったときに便利です。
WEBの情報だけだと限界があるので良書から学ぶのも大いにアリですよ。
以上、バナー広告の作り方の手順についてでした。
キャンバスサイズの指定、画像の配置と補正、文字入力と文字編集、背景やあしらいの作成、バナー制作でよく使う機能を一通り盛り込んだ内容となっております。
これらの操作はフォトショップを始められたばかりの方にオススメの内容なので、新たにオリジナルバナーを作ってみるとよりフォトショの知識が深まる事間違いありません。
練習がてらに色々作ってみましょう!
ではまた!
Photoshop(フォトショップ)を持っていない方は、下記から最安値で購入できます。
オススメはコンプリートプラン
単品よりも圧倒的にお得で便利なCreative Cloudコンプリートプランがオススメです。
アプリ単体を2つ3つ使うと費用がコンプリートプランと同等かそれ以上になります。
制作はPhotoshop、Illustrator、Lightroom、InDesign、Acrobat、etc…複数のアプリを使い分けながら作る事が多いです。
Photoshopで作業をしている際に「Illustratorなら効率的に作れるのに…」、「完成したデザインをPDFで複数ページに冊子形式にしたいなぁ…」という事は頻繁にあります。
なのでデザイナーにとって最低限Photoshop、Illustrator、Acrobatは必要です。
それならいっそ初めからコンプリートプラン
を選択する方が断然便利でお得ですよ。
学生・教職員なら
学生や教職員の方にオススメなのが
65%OFFはデカイですね!
アプリ1本分の価格で全てのAdobe製品が使い放題!
Photoshop単品ならフォトプランが最安
Photoshopを使うならAdobe公式の
フォトプラン
が一番お得です。
Photoshop単体の半分以下の価格で、尚且つLightroomもセットになっているのが嬉しいですね。
※アマゾンや他の通販サイトのフォトプランだと、不要なオンラインストレージが付いて倍くらいの価格です。Photoshop自体の最安はAdobe公式サイトの
フォトプラン
なので気を付けてください。
ゼロから始めるPhotoshopのもくじです。


















