ポートフォリオの作り方をゼロから徹底解説

【Photoshop】アートボードを使ったバナー制作 サイズ違いを簡単に作成!

この記事を読むのに必要な時間は約 16 分です。

Photoshop(フォトショップ)のアートボードを使ってGDN(Google ディスプレイ ネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)に向けたWEB広告バナーを複数種類作成する際に効率的な方法を紹介します。
ボリュームがある内容なので、前編と後編に分けて詳しく解説します。

WEB広告のバナーを作る際、上図ように同じ内容のバナーのサイズ違いを作る事が度々発生します。
特に工夫せずに1つのバナーを1つのPSDで作ると計3つのPSDが必要になります。

…面倒ですよね。

1つのPSDでサイズ違いのバナーを全て管理しながら効率的に作成し、書き出しも1回で終わらせる。
その方が制作も管理も楽じゃないですか?

そんな便利な作り方を詳しく解説します!

制作の流れは「フォトショでバナー広告を作る方法を詳しく解説」を発展した形です。

前回は1つのキャンバスで1つの絵を作っていましたが、今回は複数のアートボードを活用してサイズ違いのバナーを制作します。初心者の方にも分かりやすいように段階を踏んで詳しく解説します。

サンプルPSDも用意しております。
当記事でPhotoshopを使った本格的なバナー制作のテクニックを身に付けちゃいましょう!

【Photoshop】フォトショでバナー広告を作る方法を詳しく解説

サイズ違いバナーを別々のPSDで作成していた方はこの方法を知ると戻れなくなりますよ!
サンプルPSDも用意しているので、サンプルを参考にしながらより深く制作方法を学ぶこともできます。

作成するバナーの仕様

今回は3種類のバナーを作成します。要素は全て同じでサイズとレイアウト違いの3種類です。

1:300px x 250px
2:160px x 600px
3:728px x 90px

これらはGDN(Google ディスプレイ ネットワーク)でよく使うサイズのバナー3種です。
Photoshopを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはPhotoshop(フォトショップ)が必須です。
まだPhotoshopが未導入の方はAdobe公式サイトから入手しておきましょう。
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

構成を考える

構成を考えます。A4のコピー用紙やチラシの裏などにペンで描きます。今回は架空の転職サイトのWEB広告を作成します。
汚い字でOK、要素をざざっと書き出します。

個人的にはPhotoshopでデザイン作業を行う前に手描きラフを作っておくと進めやすいです。
デジタルで構成ラフを描くのもアリです。いきなりデザイン作業から始めるのが得意な方はその方法で、自身の作りやすい方法で進めるのが一番です。

年収800万円、年休140日、いいですね。
そんな職場どっかにねぇかな~。

キャンバスを設定

キャンバスを新規作成します。
WEB広告なので [ Web ] を選択します。

幅:300
高さ:250
解像度:72
アートボード:チェックを入れる
カラーモード:RGB
※必ずアートボードにチェックを入れましょう。

アートボードのチェックを入れる
アートボードのチェックを入れるとレイヤーパネルに [ アートボード ] の項目が追加されます。

今回の制作ではアートボードを大いに活用するので、新規ドキュメント作成の際は [ アートボードのチェックを入れる ] 事を忘れないでください。

アートボードを増やす

STEP.1
キャンバス内のアートボード 1をクリック
Photoshopの準備はできましたか?
まだの方はAdobe公式サイトから入手しておきましょう。

キャンバス内のアートボード 1をクリックします。
アートボードの上下左右に̟ [ + ] が表示されます。

[ アートボード 1 ] が選択された状態になっています。
STEP.2
+を押してアートボードをコピーする
アートボードの上下左右に̟ [ + ] をクリックするとアートボードがコピーされます。
今回は右の [ + ] をクリックしてみます。

[ 移動ツール(V) ] + [ ALTキー ] でドラッグするとアートボード1を任意の場所にコピーできます。

また、キャンバス内をドラッグすると好きな大きさのアートボードを好きな場所に作成できます。
お好みの方法で作成してください。
STEP.3
アートボードサイズを変更する
コピーした [ アートボード1のコピー ] をアクティブにし、[ 属性パネル ] 内の [ アートボード ] を確認します。

W:300px H:250pxW:160px H:600pxに変更します。

[ 属性パネル ] が非表示の場合は画面上部の [ ウィンドウ ] → [ 属性 ] をクリックし、属性パネルを表示させてください。
STEP.4
3つ目のアートボードを作成
同様の手順で3つ目のアートボード(728×90)を作成しましょう。
FINISH
アートボード名を変更して完成
アートボードの名称を分かりやすいものに変更したら完成です。アートボードやレイヤーの名称変更は面倒がらずに行わないと、後々に管理が面倒な事になって逆に非効率的になることが多いです。

レイヤーカラーを変更しておくとさらに管理がしやすいでしょう。
アートボードの位置は [ 移動ツール(V) ] を使ってお好みに調整してください。
アートボードの位置をロック
アートボードの場所が決まったら [ 位置をロック ] をクリックして [ アートボードの位置をロック ] しておく事をオススメします。
移動ツールを使っている最中にミスってたまにアートボードを動かしてしまう事があるので、そのミスを防ぐことができます。

デザイン制作

それでは手始めに300px 250pxのバナーから制作していきます。

STEP.1
写真素材を探す
背景に使う写真素材を探します。今回は写真ACさんのコチラの写真を使用します。
他の写真を使われる場合は、下記記事でフリー素材を紹介しておりますので参考にしてみてください。
【無料・商用可】フリーで使える写真&画像素材サイト16選+α 2021年版
STEP.2
写真を配置する
先の写真をドラッグ&ドロップで配置します。
大きさや位置を整えておきます。

スマートオブジェクトの状態で拡大縮小すると画像が劣化しないのでオススメです。
STEP.3
写真を補正する
写真の色味を変更します。
文字を見やすくするために背景を [ ぼかし(ガウス) ] でぼかし、[ 調整レイヤー ] を使って背景の色を薄く調整を入れました。ぼかす場所、レイヤー効果を当てる場所は [ レイヤーマスク ] を使って限定します。

レイヤーマスクの使い方はコチラから。

調整レイヤーはコチラの記事で解説しております。
STEP.4
文字を入力する
構成ラフを元にテキストを入力します。
サンプルは「新ゴ」を使っています。

サイズ調整は行わず、一通りの要素となるテキストをパパっと入力します。

なお文字ツールの使い方はコチラの記事で解説しています。
STEP.5
文字サイズや太さを調整する
文字サイズやフォントファミリーを変更して文字に調整を加えます。

なお文字パネルの使い方はコチラで、段落パネルの使い方はコチラで詳しく解説しております。
STEP.6
背景やアイコンをシェイプで作成する
シェイプで文字の下地やアイコン類を作成、配置します。ついでに文字の色も変更しておきましょう。

シェイプの使い方はコチラ、フリーのカスタムシェイプ46選はコチラで紹介をしておりますので是非ご覧ください。
FINISH
完成!
仕上げにバナーの周囲に1pxのアウトラインを追加して300px x 250pxのバナーが完成です。

ある程度バナー制作に慣れたら30分もあれば作れるようになります。

これで前半が終了。
後半に続きます。

ワンランク上のバナー素材

AdobeStockには2億5000万点以上もの高品質素材が配布されています。
全て商用利用可能!
下記で高品質なPSD形式のテンプレートを厳選して紹介しております。

厳選バナーテンプレート50選を全て見たい方はコチラからどうぞ!

Web Banner Layout Set 4

様々なサイズのウェブバナー広告のテンプレートです。
汎用的なレイアウトなので様々な分野の広告にピッタリ!

ダウンロード

6 Social Media Banner Layouts with Blue and Yellow Accents

ブルーとイエローの配色がキレイなソーシャルバナー用テンプレートです。

ダウンロード

Social Media Sale Banners Layout Set

印象的な色遣いが特徴的なソーシャルメディアバナーです。
セール系の内容ですが、文字替えするだけで全く違った方面のバナーにできます。

ダウンロード

Set of 15 Minimalist Social Media Post Layouts

ミニマルデザインで構成されたソーシャルバナーです。
シンプルだからこそ画像や文字サイズ、レイアウトを整えないとダサくなりますからね。シンプルデザインの参考にオススメ!

ダウンロード

6 Social Media Post Layouts with Gold Accents

ゴールド系の色味で構成されたテキストがアクセントになっているソーシャルバナー用テンプレートです。
訪れた場所の写真を下地に、手前の文字を少し変えるだけでインスタ映えする作品の出来上がりです。

ダウンロード

高品質なテンプレートが大量にあるAdobeStockAdobeStock
最強素材サイトのAdobeStockは1カ月無料体験が可能です。
一度使えばクリエイティブの常識が覆るほどの便利さを誇るAdobeStockの詳細を下記で徹底解説!

サンプルPSDのダウンロード

fantiaから当記事で作成したサンプルPSDをダウンロードできます。

サンプルを見ながら作る、自身で作成した作品と比べる、素材として活用するなどしてください!

fantiaでPSDをダウンロード

サンプルPSDを編集するにはPhotoshopが必要
PSDを編集するにはAdobe Photoshop(アドビ フォトショップ)が必須です。 Adobe公式サイトからダウンロードしておきましょう。 Illustratorや他のアドビ製品も使うならコンプリートプランが便利ですが、Photoshop単品はフォトプランが最もお得です。

おわりに

ひとまずバナーが1つ完成しました。おつかれさまでした!

後編で残り2つのバナーを作成し、書き出しの設定と書き出しを解説します。
スライスツールを使った書き出しをマスターするとWEB用の素材画像の書き出しが格段に楽に、かつキレイにできますよ。

【Photoshop】スライスツールで複数のバナーを書き出す方法
Illustratorは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、Illustratorも活用されているでしょうか?
まだIllustratorを導入されていない方はAdobe公式サイトから入手できます。
なお、学生や教職員の方は公式サイトの学割コンプリートプランが最強にお得!
Illustratorの使い方はゼロから始めるIllustratorで徹底解説しています。
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ

現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!