Photoshop(フォトショップ)でストライプパターンを作る方法を徹底解説します。
ストライプはよく使う柄の一つなので作り方を知っておくと非常に便利です。
ストライプの角度を自由に設定できるので汎用性抜群!
フォトショ初心者の方にも分かりやすくストライプパターンの作り方を解説いたします!
何を作るの?

作成するストライプ柄の例です。
基本となるストライプの作り方や色替えなど、汎用的なストライプパターンの制作方法が学べます。
ストライプ柄の作り方
それでは汎用性の高いストライプパターンの作り方を解説します。
基本ストライプの作り方、そしてストライプの色替えはよく使うので覚えておくと便利ですよ。
基本的なストライプ柄の作り方
Photoshopを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはPhotoshop(フォトショップ)が必須です。
未導入の方は
フォトプラン公式サイトから入手可能。
(月額は最安の1,078円、7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランは
コチラの記事で徹底解説しています。
STEP.1
新規ドキュメントを作成
新規ドキュメントを作成します。
WEB媒体を想定し、下記の設定で作成してみましょう。
幅:100px
高さ:100px
解像度:72ピクセル/インチ
カラーモード:RGB
STEP.2
長方形ツールを選択
ツールバーから [ 長方形ツール ] を選択します。
もし楕円形ツールやカスタムシェイプツール等になっている場合は [ 左クリックを押しっぱなし ] にすると各種シェイプツールが表示されます。
画面上部のオブションは [ シェイプ ] に変更しておきましょう。
STEP.3
長方形のサイズを指定
キャンバス上をクリックすると [ 長方形を作成 ] のダイアログ画面が開きます。
幅:50px
高さ:100px
最後に [ OK ] をクリックします。
STEP.4
位置調整
[
移動ツール(V) ] で位置調整したらベースが完成。
長方形の塗りは黒、線は無しにしています。
白背景は非表示にし、黒いストライプだけ表示させて背景透過にしておきます。
STEP.5
パターンを定義する
[
編集 ] → [
パターンを定義 ] を実行します。
※なお、パターンの定義について
コチラの記事でも詳しく解説しています。
[ パターン名 ] のダイアログ画面が開くので、任意の名前を入力しましょう。
一旦これでパターン用のPSD制作は完了です。
名前を付けて保存し、閉じて大丈夫です。
STEP.6
新たに新規ドキュメントを作成
ストライプを作りたい新規ドキュメントを作成します。
サンプルは縦横1000px、72px/inchです。
新規レイヤーを追加し、[ 塗りつぶしツール ] で白に塗りつぶします。
STEP.7
パターンオーバーレイを追加
白で塗りつぶしたレイヤーに [
レイヤースタイルを追加 ] → [
パターンオーバーレイ ] を追加します。
レイヤースタイルについて
コチラで解説しています。
STEP.8
パターンオーバーレイを追加
[ パターンオーバーレイ ] の設定を行います。
[ パターン ] をクリックすると定義したパターンが追加されているので選択します。
[ 角度 ] を変えるとストライプの角度を変えられます。
[ 比率 ] でストライプの太さを変更。
好みのストライプパターンにしましょう。
FINISH
完成
ストライプパターンの完成です。
パターンオーバーレイを使うと角度や太さを自由に変えられるので汎用性の高いストライプが作れます。
シェイプツールの使い方をマスターしよう
シェイプツールの使い方を徹底解説しています。
シェイプを使いこなすと作業効率が格段に向上します。
併せてチェックされてみませんか?
色を変えてみよう
作成した基本となるストライプを元に色替えをしてみましょう。
STEP.1
白黒のストライプを準備
Photoshopは導入されていますか?
まだの方は
Adobe公式サイトから入手できます。
先ほど作成した縦横1000px、解像度72px/inchの白黒ストライプパターンです。
STEP.2
レイヤーパネルを設定
レイヤーパネルを確認してみましょう。
[ 背景レイヤー ] は非表示に、ストライプを追加した [ レイヤー 1 ] の塗りを0%にします。
すると黒い斜線だけ表示され、白い背景は全て透明になりました。
STEP.3
スマートオブジェクトに変換する
レイヤー1を右クリックすると [
スマートオブジェクトに変換 ] が表示されるので実行します。
※スマートオブジェクトについて
コチラで徹底解説しています。
STEP.4
ストライプの色を変える
[
レイヤースタイルを追加 ] → [
カラーオーバーレイ ] を適用し好きな色を設定しましょう。
グラデーションにしたい場合は [
グラデーションオーバーレイ ] を活用します。
※グラデーションオーバーレイの使い方は
コチラ。
FINISH
完成
完成です。
お好みで別レイヤーを追加して背景を追加してみましょう。
高品質なポートフォリオテンプレート
紙媒体やPDF形式で作成したポートフォリオの品質を手っ取り早く高めるには、高品質なテンプレートの活用が最も効率的かつ効果的です。
商用利用可能で高品質テンプレートばかり厳選!
今まで意識しなかった多くの「気づき」に出会えますよ。
※なお、ポートフォリオ制作はInDesign(インデザイン)を使うのが最も効率的です。
コチラでインデザ初心者の方向けにポートフォリオテンプレートの使い方を詳しく解説しております。
#01 Pink Portfolio Layout
ピンク系のキレイ目カワイイ風ポートフォリオ用テンプレートです。InDesign形式なので文字と画像の差し替えが超楽!
2時間あればポートフォリオが作れます。
編集にはInDesignが必須、未導入の方は
InDesign公式サイトから入手しておきましょう。
ダウンロードする
#02 Portfolio Layout with Gray Accents
モノトーン系でどんな作風にも合うポートフォリオ用テンプレートです。イラスト、写真、建築、Web、グッズ…テンプレ選びに迷ったらコレがオススメ!
A4に印刷したポートフォリオ、PDF形式、どちらも短時間で作成可能です。
ダウンロードする
#03 Portfolio Layout with Yellow Accents
黄色が鮮やかでキレイなポートフォリオテンプレートです。
爽やかな画風のイラストにもピッタリ!
クセが無く、ベースデザインとして非常に扱いやすいテンプレートの一つです。
ダウンロードする
#04 Portfolio Template in Pale Green and Mint
収録されているレイアウトパターンが非常に豊富なポートフォリオ用テンプレートです。
作品を大きく見せる、制作過程を見せる、複数見せる、横長作品を画面内に綺麗に収める等、どんなパターンにも当てはめる事が可能ですよ。
ダウンロードする
#05 Minimalist Portfolio Layout
ポートフォリオの表紙には必ずメインビジュアルを入れないとダメか?そんな事はありません。
単色に文字だけで構成した表紙も素敵です。
ページ中身のレイアウトパターンも豊富、あえて表紙をシンプルにする手法もアリですよ。
ダウンロードする
紹介しきれなかったポートフォリオテンプレートや素材
上記のテンプレートはほんの一部。
下記リンクで多数の高品質なポートフォリオテンプレートを紹介しています!
ワンランク上のテンプレート素材
Photoshopを学習する上で、プロが作成した生データを研究する事は重要です。
下記記事でプロが作成した高品質で汎用性の高いテンプレート素材を紹介しています。
全て商用利用可能、テキストや画像を変えるだけでプロの品質が出せます。
制作の手間を劇的に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。
例えばクリエイターの就職や転職に必須のポートフォリオ。
プロのテンプレートで美しいレイアウトや余白、文字サイズが一瞬で作成可能。内定獲得の可能性が格段にアップします!
厳選!ポートフォリオ用テンプレート35選
良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!
おわりに
以上、Photoshop(フォトショップ)で角度や太さを自由に編集できるストライプ柄の作り方でした。
ストライプパターンは本当によく使うので覚えておくと絶対に便利ですよ。
背景が少し寂しい時にうっすらストライプを入れてみたり、キャラの小物にワンポイントとして入れてみたり、使いどころはいくらでもあります。
都度ストライプをゼロから作られていた方は一度お試しください。
圧倒的に作業効率が高まりますよ。
ではまた!
InDesignは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、InDesign(インデザイン)も活用されていますか?
ポートフォリオ制作はイラレよりInDesignの方が効率的に作成できます。
まだInDesignを導入されていない方は
InDesign公式サイトから入手できます。
高品質で商用利用可能なポートフォリオテンプレート38選は
コチラ!
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ
現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!