【デザイン学生必見!】
ポートフォリオをゼロから作ろう!

【Photoshop】WebPを編集・保存できるプラグインの導入と使い方

記事内にプロモーションを含む場合があります
Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。

Photoshop(フォトショップ)を使ってサイト用の画像制作をした後、圧縮はされているでしょうか?
画像をキレイに圧縮し、最適化する事はアクセシビリティの観点から非常に重要です。

サイト制作でよく使う画像形式には様々な形式が存在します。
代表的な形式は「JPG」「PNG」「GIF」の3種類ですね。

そんな中、次世代画像フォーマットの「WebP(ウェッピー)」が浸透してきました。
代表的な3種の形式と比較して圧縮率、汎用性が高い「まさに次世代画像フォーマット」です。

当記事ではPhotoshop(フォトショップ)でWebP(ウェッピー)形式を編集・保存できるようになるプラグインの導入方法と使い方について詳しく解説します。

WebP(ウェッピー)とは?

WebP(ウェッピー)とはGoogleが開発した画像フォーマットです。

  • 非可逆圧縮(しかしアルファチャンネルが使える超有能形式)
  • 同等の画質でPNGなら約26%、JPGなら約25~34%容量が軽くなる
  • 透過が可能
  • アニメーションができる
  • 主要ブラウザで利用可能

WebPのメリット

上記はコチラで解説しているバナー制作のサンプルです。

  • 左:JPG形式、60.66Kb
  • 右:WebP形式、27.82Kb

容量が半分以下で見た目に変わり無し、まさに次世代ですね。

せっかくだからPNG形式でも比較してみましょう。

コチラで解説している黄金文字のみを背景透過で出力した画像です。

  • 左:PNG形式、156.18Kb
  • 右:WebP形式、34.27Kb

優秀すぎますね、WebPを使わない手はありません。

WebPのデメリット

WebPはIEには非対応です。
しかしIEはサポート終了が告知されました。よってデメリットはほぼ皆無です。

長らくWeb開発者を苦しめてきたIEが完全終了宣言、喜ばしい事です。
これから益々WebP形式が普及していく事は間違いないですよ。

PhotoshopでWebPを使えるようにする方法

Photoshop(フォトショップ)でWebP(ウェッピー)を扱えるようになるプラグインの導入方法です。
難しくないので下記手順でサクッと入れておきましょう!

Photoshopを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはPhotoshop(フォトショップ)が必須です。
未導入の方はフォトプラン公式サイトから入手可能。(月額は最安の1,078円、7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。
STEP.1
GitHubにアクセス
WebPの公式サイトGitHubのリンクがあるのでアクセスします。
STEP.2
対象プラグインをダウンロード
「WebPShop」のプラグイン配布ページに繋がります。

WindowsならWebPShop_0_3_3_Win_x64.8bi
MacならWebPShop_0_3_3_Mac_Universal.zip
をダウンロードしましょう。

※より新しいバージョンがあればそちらをダウンロードしてください。
FINISH
指定のフォルダにインストールしたら完了
PC → Windows(C) → Program Files → Adobe → Adobe Photoshop 2022 → Plug-ins
上記にダウンロードしたプラグインを入れたら完了です。

以上でPhotoshopでWebP形式を扱えるようにする為の準備が完了しました。
OMAKE
警告ダイアログが表示されたら
もし「対象のフォルダーへのアクセスは拒否されました このフォルダーへ移動するには管理者の権限が必要です」と表示されたら気にせず「続行」をクリックしましょう。

最後にPhotoshopを再起動したら完了です。

PhotoshopでWebP形式で書き出す方法

PhotoshopでWebP形式に書き出す方法について解説します。

STEP.1
Photoshopに画像を配置
Photoshopに画像を読み込ませます。

Photoshopの導入がまだの方はAdobe公式サイトから入手しておきましょう。
STEP.2
別名で保存
[ Ctrl + Shift + S ] で別名で保存を開きます。
(Mac:Command + Shift + S

[ ファイルの種類 ] の下部に [ WebPShop (*.WEBP;*.WEBP) ] が追加されているので選択し、保存をクリックます。
STEP.3
WebPの保存設定
WebP形式での保存ダイアログが開きます。
左下の [ Preview ] にチェックを入れて好みの画質とサイズに設定しましょう。

設定が面倒な方は初期設定のまま保存して問題ありません。
そのままで十分過ぎるほどキレイに保存できます。
FINISH
保存完了
最後に [ OK ] をクリックしたらWebP形式での保存が完了です。

デフォルトの保存設定で60.66kbのJPG画像が27.82kbに圧縮されました。
見た目に変化は無くサイズが半分以下、最高ですね。
保存だけでなく、読み込み・編集も可能
もちろん保存だけでなく、PhotoshopにWebP形式画像を読み込ませる事も可能です。
プラグイン無しではWebP形式は読み込み不可です。

Photoshop以外の変換方法

Photoshop(フォトショップ)を導入されていない方でもWebPへの変換方法はいくつか存在します。
サクッとWebPに変換してサイトを軽量化しちゃいましょう!

サイトで変換

SyncerでWebP(ウェッピー)に変換できます。
Photoshopが無い方にオススメ。

ワードプレスの画像を変換

「WebP Converter for Media」はWordpress(ワードプレス)に登録している画像を一括でWebPに変換してくれるプラグインです。
ワードプレスで構築したサイトを手軽に次世代画像フォーマットのWebPに変換したい方にオススメです。

「WebP Converter for Media」の主な特徴です。

  • WebPに対応しているブラウザではWebP形式で表示
  • 非対応ブラウザ(IE等)では元の画像形式(JPEG等)で表示
  • 画像アップロード時に自動でWebPに変換
  • 既存の画像も一括変換可能
  • テーマ・プラグイン内の画像も変換可能
  • プラグインを無効化すると元形式の画像を表示

と、痒い所に手が届く素敵仕様となっています。
気になる方はワードプレスの「プラグインを追加」画面で「WebP Converter for Media」と検索!

高品質なWEBデザインテンプレート

Photoshopで使える高品質なWEBデザインテンプレートです。
全て商用利用可能!
制作時間の短縮と作品のクオリティアップを重視したい方に超オススメのテンプレートです。

#01 Business Website Layout with Blue Accents

コーポレートサイトに向いているデザインカンプテンプレートです。
ブルーの差し色は簡単に別の色に変更できます。

ダウンロード

#02 4 Web Pages on a Smartphone Mockup

スマホ用のWebデザインカンプ4パターンセットです。
モバイル主体のサイトを考えられている方にオススメ!

ダウンロード

#03 Web Site Questionnaire Layout for Health Coach

フィットネス系のサイトデザインに適したテンプレートです。
もちろん画像とテキスト内容を変更するとフィットネス以外の分野でも活用が可能です。

ダウンロード

#04 User Interface E-Commerce Website Page Layout Set

通販サイトのデザインカンプです。
汎用的なレイアウトなのでどんなECサイトにも合うでしょう。

ダウンロード

#05 Personal Website Layout with Yellow Accents

様々なサイトで使える汎用的なWebサイトテンプレートです。
個人・企業、何でも使えます。

ダウンロード

Photoshop用とIllustrator用のバナーテンプレート
フォトショップとイラストレーター用の高品質なWEBデザインテンプレート35選です。
全て商用利用可能!

ワンランク上のテンプレート素材

Photoshopを学習する上で、プロが作成した生データを研究する事は重要です。

下記記事でプロが作成した高品質で汎用性の高いテンプレート素材を紹介しています。
全て商用利用可能、テキストや画像を変えるだけでプロの品質が出せます。

制作の手間を劇的に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。


例えばクリエイターの就職や転職に必須のポートフォリオ。
プロのテンプレートで美しいレイアウトや余白、文字サイズが一瞬で作成可能。内定獲得の可能性が格段にアップします!
厳選!ポートフォリオ用テンプレート40選


デザイン制作を学ぶ導入としてオススメの名刺デザイン。
想像だけで作るとイマイチになりがちですが、良質なテンプレートを元に作るだけで吸収できる情報の質が段違い!
相手に舐められない名刺テンプレート50選


バナーはフォトショップを練習する上で良質な教材です。
中途半端な素材を参考にせず、高品質なテンプレートを参考にするだけで学習効率が大幅に向上しますよ。
ハイクオリティなバナーテンプレート50選


紙素材のポートフォリオだけでなく、デジタル媒体に特化したポートフォリオも作成しておくと就職や仕事を獲得する上で有利です。他者と差を付けてより高みを目指しましょう!
デジタル媒体向けポートフォリオテンプレ素材35選


制作物の説得力を高められる高品質なモックアップ素材を厳選しました。ゼロからモックを準備するには膨大な労力が必要ですが、素材を使えば一瞬!
様々なモックアップテンプレート57選


良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

おわりに

以上、Photoshop(フォトショップ)内でWebP(ウェッピー)形式で編集・保存する方法でした。

JPGからWebPに変換するだけで容量が約半分に!
しかも見た目的に画像の劣化は感じられない優秀過ぎる次世代画像フォーマットのWebP。
サイト読み込み時間を早めるためにはWebPへの変換は必須と言えます。

WebPはさらに利用シーンが増える画像形式なので、Web制作をされているPhotoshopユーザーはプラグインの導入を強くオススメしますよ。

ではまた!

Photoshopの操作方法

フォトショ基本操作

【導入編】ゼロから始めるPhotoshop
Adobe Creative Cloudの料金プランやオススメプランを徹底解説
フォトショの全ショートカットまとめ
フォトショ初心者が押さえておきたい基本操作14選
レイヤーの作成・レイヤーの操作
ブラシツールの基本的な使い方と応用操作を徹底解説
左右対称、マンダラを使った魔法陣・レース模様の作成方法
各種カラーモードについて
【遠近法の切り抜きツール】斜めから撮った写真を正面に補正する方法と応用
切り抜きツールの使い方と解像度・サイズの変更方法を徹底解説
文字ツールの基本的な使い方
文字パネルの機能と使い方を徹底解説
段落パネルの機能と使い方を徹底解説
グラデーションツールとグラデーションオーバーレイの違いと使い方
整列と分布を使ったレイアウト方法
レイヤースタイル、レイヤー効果の基本的な使い方
ドロップシャドウをさりげなく使ってキレイ目デザインを作る方法
作業効率化に繋がるPhotoshop特有の色々なコピペ方法
調整レイヤーを徹底解説
シェイプツールの使い方・編集方法を徹底解説
共通パーツをインクルードする方法

バナーやUIをデザイン

Photoshopでバナー広告を作る方法を完全解説
【前編】スマホゲームのUIを作ってみよう(構成~下絵)
【中編】スマホゲームのUIを作ってみよう(質感付与)
【後編】スマホゲームのUIを作ってみよう(バナーやボタン)
GDNで有効的なサイズのバナー広告の作り方を完全解説
Photoshopで複数サイズのバナーを効率的に作成する方法

様々な質感を再現

Photoshopで黄金風の効果を付ける方法を詳しく解説
ベベルとエンボスで金属表現を作る方法
レイヤースタイルだけで水滴や汗を作る方法
リアルな木彫りのような質感を再現する方法
テキストをネオンサイン風にする方法
テキストにリアルな錆(サビ)た金属表現を追加する方法
レイヤースタイルでポップなロゴを作る方法
すりガラス(曇りガラス)の再現方法

写真の雰囲気を激変させる

Photoshopで写真をインスタグラム風に加工する方法
レンズフレアを追加して印象的な写真に仕上げる方法
ニュートラルフィルターで肌を一瞬でキレイにする方法
RGBずらし(色ずれ)を使った画像の作り方
写真をアメコミ風に加工する方法を徹底解説
写真をポップアート風に加工する方法を徹底解説
昼間の写真を夜に変更する方法を徹底解説
昼間の写真を夕暮れに加工する方法を徹底解説
【チルトシフト】風景写真をミニチュア風に加工する方法
カラーハーフトーンの作り方と応用例を徹底解説
写真を水彩画風に加工する方法を徹底解説
写真をワンランク上の油彩風に加工する方法
アートヒストリーブラシツールを使って写真を絵画風に大変身
写真をデュオトーン(ダブルトーン)に加工
レントゲン写真のような見た目に加工する方法
フォトショで線画スケッチ風のタッチを再現
秋を感じさせる色味にレタッチする方法
写真やイラストをドット柄に変えるテクニック
写真やイラストをドット絵風に加工する方法
緑で覆われた廃墟を1分で作る方法
1980’のレトロなカットアウト表現の作り方
光輝くオーラエフェクトの作り方を徹底解説
サイバーパンク風の加工をお手軽にする方法

便利な画像加工テクニック

Photoshopで人物の表情を簡単に変える方法
コンテンツに応じた塗りつぶしで不要な要素を消す方法
斜めから撮影した画面に画像や文字をはめ込む方法
「空を置き換え」で曇り空を1分で修整する方法
スマートポートレイトをイラストに適用する方法と検証
3分で髪の毛を簡単に切り抜く方法(境界線調整ブラシツール)
【間違い探し動画】初心者向けアハ体験動画の作り方
リアルな虹の作り方と合成方法を徹底解説
リアルな雨の作り方を徹底解説
リアルな雷をゼロから作る方法
雪の作り方と降らせ方を徹底解説
煙の作り方を徹底解説
深度ぼかしで被写体深度を簡単に再現する方法
画像に勢いや動きを付ける方法
スーパーズームで劇的に高画質化する方法
影の付け方を徹底解説forフォトショ初心者
白黒画像を簡単にカラー化する方法
合成画像を1分で自然に調和させる方法
アート風コラージュの作り方
ボロボロの古雑誌や本を簡単に作る方法

機能追加・その他の機能

Photoshopの無料レイヤースタイル全447種まとめ
無料&商用可能なカスタムシェイプ46選
レイヤースタイルの登録と書き出し
シェイプを登録する方法(カスタムシェイプを定義)
無料&商用可能で本当に使えるブラシ素材64選
【ブラシを定義】自作ブラシの作成と登録方法を解説
【ブラシを定義】自作ブラシの作成と登録方法を解説
WebP形式の画像を編集・保存できるプラグインの導入方法
パターンの定義方法とパターン背景の作り方を完全解説
汎用性抜群なストライプパターンの作り方を解説

フォトショップのお困りごと

「最近使用したもの」を非表示にする方法
ブラシのポインタが十字になった時の対処法
突然画面がグレーになってしまった時の対処法
「変形」の仕様をCC2018以前に戻す方法
ツールバーをカスタマイズする方法
別名で保存からJPGやPNG画像に保存できない問題
塗りつぶしの白い隙間を無くす方法3選

目次一覧を見る
SCROLL
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ

現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!