Photoshop(フォトショップ)の覆い焼きツールと焼き込みツールの使い方を解説します。
覆い焼きツールと焼き込みツールは手軽に写真の一部を明るくしたり暗くできる便利なツールです。
フォトショ初心者の方にもお手軽にレタッチができる両ツールの使い方を解説します!
覆い焼きツールとは?
覆い焼きツールを使うと写真を明るくする事ができます。
暗い個所や目立たせたい個所に覆い焼きツールを適用します。
Photoshopを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはPhotoshop(フォトショップ)が必須です。
未導入の方は
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なお、AdobeCCのプランは
コチラの記事で徹底解説しています。
覆い焼きツールの場所
ツールバーに [
覆い焼きツール ] があります。
非表示の場合は [
… ] のツールバーを編集から追加できます。
詳しい設定方法は
コチラで解説しています。
覆い焼きツールの基本操作
それでは覆い焼きツールの使い方を解説します。
フォトショ初心者の方にも再現できるよう、順を追って操作方法を解説いたします!
STEP.1
写真を読み込む
フォトショップに写真を読み込みます。
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詳しくは
コチラで解説しています。
スマートオブジェクトでないラスター画像である事を確認してください。
スマートオブジェクトの場合はサムネイルの右下にアイコンが追加されています。
スマートオブジェクトの場合は [ レイヤーパネル ] → [ 対象レイヤーを右クリック ] → [ レイヤーをラスタライズ ] を適用。
STEP.2
明るくしたい場所をなぞる
明るくしたい個所をドラッグしてなぞります。
なぞる度に明るくなります。
オプションを活用

[ 覆い焼きツール ] にすると画面上部にオプションが表示されます。
※非表示の場合は [ ウィンドウ ] → [ オプション ] にチェックを入れると表示できます。
範囲をシャドウ・中間色・ハイライトに変更したり露光量を変更したりできます。
トーンを保護がオススメ
初期設定では [ トーンを保護 ] の項目にチェックが入っていません。
トーンを保護を有効化している方が「元の写真の色味」を引き継いだ加工が可能になり、より自然な仕上がりにできます。
焼き込みツールとは?
[ 焼き込みツール ] を使うと写真を暗くする事ができます。
先に紹介した [ 覆い焼きツール ] の逆の機能ですね。
焼き込みツールの場所
ツールバーに [
焼き込みツール ] があります。
非表示の場合は [
… ] のツールバーを編集から追加できます。
Photoshopは導入されていますか?
まだの方は
フォトプラン公式サイト(月額は最安の1,078円)から入手できます。
基本操作
使い方は先に紹介した [
覆い焼きツール ] と同じです。
暗くしたい個所をなぞるだけ。
オプションの使い方も全く同じです。
調整レイヤーやCameraRawフィルターが便利
写真を明るさを変更する方法の一つに [
調整レイヤー ] やCameraRawフィルターよる編集もオススメです。元画像を破壊せずに思い通りの調整ができる便利機能ですよ。
スマートオブジェクトに適用するには?
スマートオブジェクトに覆い焼きツールや焼き込みツールを直接適用することはできません。
しかし適用する方法はあります。
STEP.1
スマートオブジェクトには直接編集が不可
[ レイヤーパネル ] を見るとスマートオブジェクトの写真レイヤーが確認できます。
スマートオブジェクトレイヤーに直接 [ 覆い焼きツール ] や [ 焼き込みツール ] は適用できません。
STEP.2
レイヤーのサムネイルをクリック
対象のスマートオブジェクトレイヤーのサムネイルをダブルクリックします。
STEP.3
別ウィンドウで開く
すると別ウィンドウでスマートオブジェクトの元画像が開きます。その際に拡張子が [ .psb ] になっています。
[ 覆い焼きツール ] や [ 焼き込みツール ] による編集ができます。
編集後は [ Ctrl + S ] (Mac:Command + S) で保存しましょう。
FINISH
完成
すると元のスマートオブジェクトにも同様の変更が加えられています。覚えておくと便利ですよ。
元画像をコピーして編集する方が楽
スマートオブジェクトは別ウィンドウで編集できますが、編集結果が直接確認できない作業となるので非効率的です。
読み込んだ元画像を [
Ctrl +
J ] (Mac:
Command +
J) でコピーし、コピー元レイヤーは非表示に。
コピーしたレイヤーに対して覆い焼きツールや焼き込みツールによる編集を加える方が効率的ですよ。
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おわりに
以上、Photoshop(フォトショップ)の覆い焼きツールと焼き込みツールの使い方についてでした。
手軽に画像を明るくしたり暗くする事ができる便利ツールです。
レタッチでは使用頻度が高いツールの一つなので使い方をマスターしておくと作業が捗りますよ。
ではまた!
押さえておきたいレタッチ入門ツール
フォトショ初心者の方でも即使える便利なレタッチツールの使い方です。
便利&簡単操作なレタッチ入門ツールなので使い方を押さえておきましょう!
InDesignは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、InDesign(インデザイン)も活用されていますか?
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目次一覧
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現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!