【Photoshop】色調補正プリセットでお手軽レタッチforフォトショ初心者

Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。

Photoshop（フォトショップ）のv.24.5に追加された新機能の [ 色調補正プリセット ] の場所や機能・使い方をフォトショ初心者の方に詳しく解説します。

各種色調補正を操作しなくても画像などの色調をワンクリックで補正してくれるチート機能！
色について知識が無い方でも様々な作風へ超簡単に補正する事が可能です。

Photoshopを始められる方、更にフォトショップを使いこなしたい方にオススメのコンテンツです。

この記事の目次

何ができるの？

元画像

ポートレート – クラシックな白黒

写真修復 – セピア

シネマ – 明暗別色補正

白黒 – 寒色

クリエイティブ – クロスプロセス

Photoshopの色調補正プリセットを使えばワンクリックで画像の色味を様々な雰囲気に変えられます。
トーンカーブやレベル補正、色相・彩度、といった各種色調補正機能を設定する必要は無し！
あらかじめ設定されている色調補正プリセットを適用するだけで全く違った世界観の絵作りが可能です！

色調補正プリセットの使い方

Photoshopの色調補正プリセットの場所と機能・使い方をゼロから解説します。
フォトショ初心者の方にも再現できるように順を追って解説いたします！

Photoshopを導入しましょう

当記事の内容を実践するにはPhotoshop（フォトショップ）が必須です。
未導入の方はフォトプラン公式サイトから入手可能。（月額は最安の1,078円、7日間の無料体験が可能）
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

色調補正プリセットの場所

Photoshop画面上部の [ ウィンドウ ] → [ 色調補正 ] にチェックを入れると左図の色調補正パネルが表示されます。

Photoshop画面上部の [ ウィンドウ ] → [ プロパティ ] にチェックを入れると左図のプロパティパネルが表示されます。

色調補正を細かく調整する際に使うので、併せて表示させておきましょう。

色調補正プリセットの使い方

STEP.1

画像を読み込む

色調補正プリセットを適用したい画像をPhotoshopに読み込みます。

※画像の配置方法はコチラの記事で詳しく解説しています。

STEP.2

お好みの色調補正プリセットを適用

[ 調整プリセット ] の中に下記プリセットが収録されています。ポートレート – クラシックな白黒、シネマ – 明暗別色補正、クリエイティブ – ダークフェード、写真の修復 – セピア、白黒 – 寒色、その他

サンプルは [ クリエイティブ – ダークフェード ] を適用。

※クリックせず、カーソルをサムネイル上に少し合わせておくと適用した絵が事前に確認できます

すると画像全体の色調が雰囲気のあるダークカラーに変化しました。

STEP.3

レイヤーを確認

レイヤーパネルを確認すると [ クリエイティブ – ダークフェード ] という名称のレイヤーグループが追加されています。
※レイヤーパネルは [ F7 ] で表示・非表示ができます。

不要な場合は削除または非表示にすると元画像に戻せます。

色調補正プリセットを複数適用

複数の調整プリセットを重ね掛けする事も可能です。
不透明度を変える等、適宜調整を加えると面白い表現ができますよ。

色調補正プリセットを編集する方法

STEP.1

調整対象の調整レイヤーをアクティブ化

フォトショ未導入の方は事前にフォトプラン公式サイト（月額は最安の1,078円）から入手しておきましょう。

色調補正プリセットを追加するとレイヤーパネルに様々な調整レイヤーが加えられます。
編集したい調整レイヤーをクリックし、アクティブにしましょう。

STEP.2

調整レイヤーを編集

[ プロパティ ] を開きます。
※非表示の場合はPhotoshop画面上部の [ ウィンドウ ] → [ プロパティ ] にチェック。

アクティブの調整レイヤーが編集できます。
元画像は編集せず、調整レイヤーのみで色調補正が可能です。

以上で調整レイヤーの再編集が完了しました。

STEP.3

レイヤーマスクを適用する

レイヤーパネルの [ レイヤーマスクサムネール ] をクリックし、アクティブにします。

黒で塗った個所は色調補正がマスクされます。
マスクを解除したい個所は白で塗りましょう。

※レイヤーマスクはコチラの記事で徹底解説しています。

白黒のグラデーションでマスクすると徐々に色調補正を適用させる事も可能ですよ。

※グラデーションの使い方はコチラの記事で徹底解説しています。

その他よく使う色調補正機能

下記はPhotoshopでよく使う代表的な色調補正機能です。
機能と使い方をチェックし、フォトショを使った色編集テクニックをより加速させてみませんか？

レベル補正

[ レベル補正 ] 明るさを調整できるレベル補正は画像補正を行う上でよく使う機能の一つです。
明るさ調整だけでなく、手軽にコントラストを強める事もでき、手軽な補正からより高度な色調補正まで、基本ツールの一つとして活用します。

色相・彩度

[ 色相・彩度 ] は色味や鮮やかさ、明るさなどが編集できる機能です。
また、特定の色を別のカラーに変更する事も可能！
Photoshopを使った色調補正でなくてはならない機能の一つですよ。

トーンカーブ

[ トーンカーブ ] の操作にはある程度の慣れが必要ですが、使いこなせるようになると画像を自在に編集できるようになる超高機能なツールです。
トーンカーブ一つあれば画像を様々な世界観の色味に調整できます。

文字を大変身させる高品質エフェクト

単なる文字や写真を超短時間で全く違った表現にできる高品質なエフェクトです。
全て商用利用可能！
制作時間の短縮と作品のクオリティアップを重視したい方に超オススメのフォトショエフェクトです。

#01 Purple and Blue Glowing Text Effect

紫と青色の光がキレイなエフェクトモックアップです。
Photoshopと該当PSDをダウンロードするだけ、超お手軽です。

ダウンロード

#02 Neon Text on Brick Wall with Wires Mockup

ブロックの前に青いネオンに光を追加できるエフェクトです。
単色の文字が一瞬でネオンになりますよ。
まさにフォトショマジック！

ダウンロード

#03 Cinematic Metal Scuplted Text Effect

ハリーポッターやゲームオブスローンズのタイトルロゴのような質感が表現できるエフェクトモックアップです。
フォトショップで文字を入力してエフェクトを適用するだけ、超簡単です。

ダウンロード

#04 Golden Text Effect on Leather Mockup

渋い革に金色の刻印を施せるエフェクトモックアップです。
フォトショの詳しい使い方は不要！文字を入力して指定のレイヤーに配置するだけ。

ダウンロード

#05 Raindrops Text Effect Mockup

雨に濡れた質感が超楽にで出せるエフェクトモックアップです。
文字も水のような質感にできます。
単に水に塗れた表現をする際にも威力を発揮しますよ。

ダウンロード

Photoshop用の高品質なエフェクト集

【Photoshop】高品質＆商用可能なテキストエフェクト【PSD素材】

入力した単なる文字オブジェクトをあっという間に大変身させてくれるエフェクト集です。
もちろん文字だけでなく様々なグラフィックに適用可能！全て商用利用可能です。

ワンランク上のテンプレート素材

Photoshopを学習する上で、プロが作成した生データを研究する事は重要です。

下記記事でプロが作成した高品質で汎用性の高いテンプレート素材を紹介しています。
全て商用利用可能、テキストや画像を変えるだけでプロの品質が出せます。

制作の手間を劇的に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。

例えばクリエイターの就職や転職に必須のポートフォリオ。
プロのテンプレートで美しいレイアウトや余白、文字サイズが一瞬で作成可能。内定獲得の可能性が格段にアップします！
厳選！ポートフォリオ用テンプレート40選

デザイン制作を学ぶ導入としてオススメの名刺デザイン。
想像だけで作るとイマイチになりがちですが、良質なテンプレートを元に作るだけで吸収できる情報の質が段違い！
相手に舐められない名刺テンプレート50選

バナーはフォトショップを練習する上で良質な教材です。
中途半端な素材を参考にせず、高品質なテンプレートを参考にするだけで学習効率が大幅に向上しますよ。
ハイクオリティなバナーテンプレート50選

紙素材のポートフォリオだけでなく、デジタル媒体に特化したポートフォリオも作成しておくと就職や仕事を獲得する上で有利です。他者と差を付けてより高みを目指しましょう！
デジタル媒体向けポートフォリオテンプレ素材35選

制作物の説得力を高められる高品質なモックアップ素材を厳選しました。ゼロからモックを準備するには膨大な労力が必要ですが、素材を使えば一瞬！
様々なモックアップテンプレート57選

良質な素材をもっと見る

上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください！

クリエイティブ業務で使える優良素材まとめ

【最強素材サイト】Adobe Stockのテンプレートがチート級に便利な件について

おわりに

以上、Photoshop（フォトショップ）の色調補正プリセットの場所と機能・使い方についてでした。
ワンクリックで画像の雰囲気を変えられる便利機能です。

そして色調補正プリセットを行うと調整レイヤーが追加されるだけなので、後から編集したり元に戻す事も簡単に行えます。
レベル補正、トーンカーブ、色相・彩度など、詳しい使い方を知らなくても誰でもワンクリックで思い通りの色調補正ができる機能ですよ。

フォトショップのv24.5から新たに追加された色調補正プリセットを使いこなし、Photoshopを使ったクリエイティブをより加速させてください！

ではまた！

写真の雰囲気を激変させよう

写真の雰囲気を激変させるチュートリアル集です。
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