【Photoshop】文字マスクツールの使い方と用途について徹底解説

Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。

Photoshop（フォトショップ）の文字マスクツールの使い方と用途についてフォトショ初心者の方に詳しく解説します。文字の形状で選択範囲を作り、様々なクリエイティブの用途に活用できます。

Photoshopの文字を使った制作効率を高めるテクニックが学習できるコンテンツですよ。

この記事の目次

何ができるの？

文字マスクツールを使って文字の形でマスクを作る事ができます。また、文字マスクツールを使わず、より便利な方法で文字の形を自由にカスタマイズしてマスクを作成する方法もフォトショ初心者の方に詳しく解説いたします。

文字マスクツールの使い方

それではPhotoshopの文字マスクツールの使い方を解説します。

Photoshopを導入しましょう

当記事の内容を実践するにはPhotoshop（フォトショップ）が必須です。
未導入の方はAdobe公式サイトから導入できます。
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

STEP.1

画像を開く

お好きな画像をPhotoshopで開きます。サンプルは [ 星・雷・島・夜・風景・流れ星 ] を使用しました。

※ [ スマートオブジェクトに変換 ] しておくと便利。

STEP.2

文字マスクツールを選択

ツールバーから [ 縦書き文字マスクツール ] 、または [ 横書き文字マスクツール ] を選択します。

※ [ Shift + T ] を押す度に4種の文字ツールが切り替え可能です。

STEP.3

文字マスクツールを使用

文字マスクツールで画面をクリックするとクイックマスクモードになり、文字入力ができます。

よく使う選択範囲の操作方法

選択を解除：[ Ctrl + D ] (Mac：⌘ + D)
選択範囲を反転：[ Ctrl + Shift + I ] (Mac：⌘ + Shift + I)
[ コンテキストタスクバー ] でも選択範囲の各種調整が可能

文字入力が確定したらPhotoshop画面上部の [ 〇 ] をクリックしましょう。

すると文字の形で選択範囲が作成されました。

FINISH

レイヤーマスクを作成

レイヤーパネル下部の [ レイヤーマスクを作成 ] をクリックすると文字の選択範囲でマスクが作成されます。

以上が基本的な文字マスクツールの使い方です。

文字マスクツールで作成した選択範囲を反転してからレイヤーマスクを作成。さらに下部に別の画像を配置した例です。

マスク位置を変更するには？

マスクした文字の位置を変更し、画像の別の位置を表示させたい時は、レイヤーマスクの鎖アイコンをクリックしてリンク解除しレイヤーマスクサムネールをアクティブにしてから [ 移動ツール ] でドラッグすると位置変更ができます。

しかし次に紹介する通常の [ 文字ツール ] を使ったマスクの方法が編集性が高くてオススメです。

更に便利な文字マスクの方法

文字マスクツールは文字の形状で選択範囲が作れるツールですが、正直通常の文字ツールがあれば事足りるのでわざわざ文字マスクツールを使う必要はありません。

STEP.1

文字を入力する

[ 横書き文字ツール ] または [ 縦書き文字ツール ] で文字を入力します。（文字ツールの詳しい使い方はコチラの記事で解説しています。）

入力後はPhotoshop画面上部の [ 〇 ] をクリックして文字入力を確定しましょう。

※文字の入力方向はフォトショ画面上部の [ 書式 ] → [ 方向 ] で後から変更可能です。

STEP.2

画像を配置する

マスクしたい画像を [ 配置 ] します。サンプルは先と同様に [ 星・雷・島・夜・風景・流れ星 ] を使用しました。

レイヤーの並び順はSTEP.1で入力した文字の上に配置しましょう。

FINISH

クリッピングマスクを適用して完成

[ Ctrl + Alt + G ] (Mac：⌘ + Option + G) でクリッピングマスクが作成できます。
※レイヤーとレイヤーの間にカーソルを合わせ、[ Alt + クリック ] (Mac：Option + クリック) でもクリッピングマスクができます。

すると文字の形で配置した画像がマスクできます。

この方法の利点はマスク元の文字を移動・拡縮・回転・[ ワープテキスト ] などの編集が自在にできる事です。

先に解説した [ 文字マスクツール ] だと選択範囲の調整が非常に不便なので、通常の文字ツールを使った方法がオススメですよ。

文字の形で選択範囲を作るには？

レイヤーパネルを開き、文字レイヤーのレイヤーサムネールを [ Ctrl ] (Mac：⌘) を押しながらクリックすると文字の形で選択範囲が作成できます。これで文字マスクツールと同じ効果が得られますよ。

高品質なポートフォリオテンプレート

紙媒体やPDF形式で作成したポートフォリオの品質を手っ取り早く高めるには、高品質なテンプレートの活用が最も効率的かつ効果的です。

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※なお、ポートフォリオ制作はInDesign（インデザイン）を使うのが最も効率的です。
コチラでインデザ初心者の方向けにポートフォリオテンプレートの使い方を詳しく解説しております。

#01 Pink Portfolio Layout

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編集にはInDesignが必須、未導入の方はInDesign公式サイトから入手しておきましょう。

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#02 Portfolio Layout with Gray Accents

モノトーン系でどんな作風にも合うポートフォリオ用テンプレートです。イラスト、写真、建築、Web、グッズ…テンプレ選びに迷ったらコレがオススメ！
A4に印刷したポートフォリオ、PDF形式、どちらも短時間で作成可能です。

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#03 Portfolio Layout with Yellow Accents

黄色が鮮やかでキレイなポートフォリオテンプレートです。
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#04 Portfolio Template in Pale Green and Mint

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#05 Minimalist Portfolio Layout

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単色に文字だけで構成した表紙も素敵です。
ページ中身のレイアウトパターンも豊富、あえて表紙をシンプルにする手法もアリですよ。

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紹介しきれなかったポートフォリオテンプレートや素材

上記のテンプレートはほんの一部。
下記リンクで多数の高品質なポートフォリオテンプレートを紹介しています！

ポートフォリオ用の高品質なテンプレート45選【InDesign,Illustrator,Photoshop】

【InDesign】ポートフォリオ用のテンプレートを編集する方法forインデザ初心者

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様々なモックアップテンプレート57選

良質な素材をもっと見る

上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください！

クリエイティブ業務で使える優良素材まとめ

【最強素材サイト】Adobe Stockのテンプレートがチート級に便利な件について

おわりに

以上、Photoshop（フォトショップ）の [ 文字マスクツール ] の使い方と活用方法についてでした。

その名の通り、文字の形状で選択範囲が作れる事に特化したツールです。しかし通常の文字ツールで入力した文字をベースにした方が編集性が高いデータが作れるので、わざわざ文字マスクツールを使う必要性はありません。

「こんなツールがあるんだね」程度の認識で十分ですよ。

ではまた！