Illustrator(イラストレーター)のグループ化したオブジェクトをグループ編集モードで効率的に編集する方法をイラレ初心者の方に詳しく解説します。
複雑なグラフィックを作成した際にグループ化を行います。
グループ化したオブジェクトの一部を編集する際、都度グループ解除を行うのは面倒で無駄ですよね。
そんなグループ化したオブジェクトの一部オブジェクトを少ない手数でサクッと編集する際に役立ちます。
Webデザインやバナー制作、UIデザイン、チラシや名刺などのDTP等、Illustratorを使った各種クリエイティブ作業をより効率的に行う為のテクニックがゼロから学習できます。
Illustratorを始められる方、より詳しくイラストレーターの使い方を学びたい方にオススメですよ!
この記事の目次
グループ編集モードはIllustratorで作成したグループ化オブジェクトを簡単に編集できる機能です。
グループ解除後に選択、グループ選択ツール・ダイレクト選択ツール等を使わず、選択ツール一つでどんな単位のグループ化オブジェクトも選択・編集できます。
より効率的なイラレ操作をする上で欠かせないグループ選択モードをゼロからマスターできますよ!
それではIllustratorのグループ編集モードの使い方と活用例を解説します。
イラレ初心者の方にも再現できるように詳しく解説いたします!
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なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。
グループ編集モードの使い方と解除
サンプルは [ Wolf Ninja Mascot Logo Design ] を活用しました。
[ 選択ツール ] で選択すると左図のようにグループ化されており、マフラーのみ選択できません。
グループ編集モードを使えば [ グループ解除 ] (ショートカットは [ Shift + Ctrl + G ]) や [ ダイレクト選択ツール ] を使わずに対象オブジェクトが選択できます。
グループ編集モードはグループ化したまま単体オブジェクトの編集ができるので便利ですよ。
形状を変更したい場合は [ ダイレクト選択ツール ] や [ ペンツール ] 等に持ち替えて編集可。
[ Shift ] を押しながら複数選択するのが面倒な際に活躍するテクニックです。
※共通選択の使い方はコチラの記事で詳しく解説しています。
複数回グループ化したオブジェクト
グループ化したオブジェクトを更にグループ化し…といった風に、Illustratorで複数回グループ化したオブジェクトを個別で編集する方法を解説します。
左図は [ Floral Wreath Save The Date ] を活用。
周囲の花びらオブジェクトが選択できました。
中央の文字オブジェクトをクリックすると編集対象を変えられます。
サンプルは周囲の花びらオブジェクトで行います。
するともう一段階前のグループ化オブジェクトが編集できます。
グループ化したオブジェクトを更にグループ化し、更にグループ化…したオブジェクトを簡単に編集可能ですよ。
Illustrator画面左上のグループの階層表示がされます。
複雑にグループ化を行ったオブジェクトをグループ編集モードで触っている際に、戻りたい階層のグループをクリックすると上の階層へ戻る事ができます。
Webサイトのパンくずリストみたいなイメージですね。
グループ編集モードを無効化する
個人的にこの機能を無効化するメリットは見当たりませんが、グループ編集モードを使わず、従来の操作性に戻したい方は上記設定を行ってください。
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以上、Illustrator(イラストレーター)のグループ編集モードの使い方と応用操作についてでした。
複雑なグラフィック作成を行う上でグループ化は欠かせません。
そしてグループ化したオブジェクトを編集する際に、グループ解除やグループ選択ツールをしていた方は是非ご活用ください。効率性が劇的に高まる事間違いありません。
Webデザイン、バナーデザイン、フライヤーや名刺などのDTP、UIデザイン等、幅広いクリエイティブで活躍するグループ編集モードをマスターし、更に作業効率を高めてください。
ではまた!
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