ポートフォリオの作り方をゼロから徹底解説

【Illustrator】長方形などの基本オブジェクトの作成とオブジェクトの選択を極める

この記事を読むのに必要な時間は約 16 分です。

こんにちは、「ゼロから始めるIllustrator」略して「ゼロイラ」講座を始めます。

当Illustrator 講座ではオブジェクトの作成と操作について詳しく解説します。

Illustratorではオブジェクトを組み合わせてアートワークを作成します。
まずは基本オブジェクトの作成から始めてみましょう。

今回の講座で使う主な機能、ツール類
長方形ツール、選択ツール、ダイレクト選択ツール、バウンディングボックス、グループ化

よく使う画面操作

Illustratorを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはIllustratorが必須です。
まだIllustratorが未導入の方はAdobe公式サイトから入手しておきましょう。
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

オブジェクトを作る前に、イラレでよく使う画面操作についておさらいをしておきましょう。
画面の拡大・縮小、画面の移動は頻繁に使うのでショートカットで覚えておくと便利です。

画面の拡大・縮小

オブジェクトを操作していると拡大や縮小をしたくなります。

ズームツール(ショートカットはZ)がありますが、一切使いません。
ナビゲータのパネルで操作もできますが、お好みで。

拡大・縮小は超頻繁に使うツールなので下記のショートカットで覚えておくことをオススメします。

[ Ctrl + Space ] を押しながらマウスを右に動かすと画面を拡大、左に動かすと画面を縮小
[ Ctrl + Space + 左クリック ] で画面を拡大
[ Ctrl +Alt + Space + 左クリック ] で画面を縮小

せっかくなので画面リセットの方法も紹介します。コレ、便利です。
画面を100%表示:[ Ctrl + 1 ]
画面いっぱいに表示:[ Ctrl + 0 ]

画面の移動

キャンバスを移動させたい時、ありますよね。

手のひらツール(ショートカットはH)がありますが、使いません。
こちらもナビゲータのパネルで操作もできますが、お好みで。

これも超頻繁に使うので別のショートカットで覚えておくと便利です。

[ Space ] を押している間だけ手のひらツールになります。

[ Space ] を押しながらドラッグすると画面を移動することができます。

上記で紹介した画面操作系のショートカットは真っ先に覚えておくことをオススメします。

そんな一気に覚えられねーよっ!ってなると思いますので、下記関連記事の「ビギナー向けのショートカット」をプリントアウトして近くに置いておくと良いかと思います。

【Illustrator】イラレのショートカット一覧【Win&Mac両対応】

オブジェクトの作成

それでは実際にオブジェクトの作成を始めましょう。
Illustrator未導入の方はAdobe公式サイトから入手できます。

基本オブジェクト作成ツール

簡単な箱から作ってみたいと思います。

ツールボックスに格納されている [ 長方形ツール ] (ショートカットはM) を選択します。

画面をドラッグしてみましょう。
左図のように長方形が作成できます。

派生ツールについて

長方形ツールアイコンの右下に小さな三角形のマーク付きのツールがいくつかあります。

アイコン上で左クリックを長押しすると別のツールが選択できます。
さらに派生ツール一覧右端の小さな三角マークを押すと、派生ツール一覧を別窓で常に表示できます。

自身にとって使いやすい画面にカスタマイズしていきましょう。

正確なサイズの長方形を作成

高さ〇〇mm、高さ〇〇mmのように正確なサイズの長方形や楕円形を作りたい時の方法です。

STEP.1
図形ツールを選択
Illustratorをまだインストールされていない方はAdobe公式サイトから入手しておきましょう。

ツールボックスから描きたい形状の図形ツールを選択します。
今回は長方形ツールを使って説明します。
STEP.2
ダイアログ画面にサイズを入力
描きたい場所でクリックをします。
すると長方形のダイアログ画面が開くのでサイズを半角英数で入力します。
FINISH
完成
指定したサイズに長方形が作成されました。
長方形ツール以外の図形ツールでも同様の挙動でダイアログ画面が開くので一度試してみてください。

オブジェクトの選択

作成されたオブジェクトを操作するには対象となるオブジェクトを選択する必要があります。
Illustratorには複数の選択ツールが用意されますので、用途に合わせて選択ツールを使い分けましょう。

選択ツール

オブジェクト全体を選択する時に使うツールです。
グループ化されているオブジェクトはグループ全体を選択します。

ダイレクト選択ツール

オブジェクトを構成するアンカーポイントを個別に選択する際に使用します。
グループの有無に関わらず、選んだアンカーポイントやセグメントのみを選択します。

グループ選択ツール

オブジェクトがグループ化されている場合に、最小単位のグループを選択します。
選択ツールとダイレクト選択ツールの中間的な機能です。

なげなわツール

ポインタで囲われたアンカーポイントが選択されます。
液タブ・ペンタブがあると便利なツールに化けます。

自動選択ツール

同じ色のオブジェクトを自動的に選択してくれます。
画面上部の [ 選択 ] → [ 共通 ] → [ 塗りと線 ] 等でも代用できます。

オブジェクトを複数選択する

2つ以上のオブジェクトを選択する方法はいくつかあります。

  • [ shift ] を押しながら対象オブジェクトを選択ツールでクリックで選択
  • ドラッグで対象オブジェクトを囲う
  • 全てのオブジェクトを選択する場合は [ ctrl + A ]

オブジェクト単位だけでなく、複数のアンカーポイントを選択する際も上記の方法は有効です。

オブジェクト選択の解除

選択したオブジェクトの選択を解除するには、画面のオブジェクトが無い箇所を選択ツールでクリック
または選択済みのオブジェクトを再び選択ツールでクリックすると解除されます。

バウンディングボックス

オブジェクトを選択すると左図のように「バウンディングボックス」が表示されます。
バウンディングボックスを操作することで拡大、回転、角丸が可能になります。

初心者の方には便利な機能なので当サイトでは「アリ」で進めていきます。

イラレの操作に慣れてくると邪魔になるかも。
[ 表示 ][ バウンディングボックスを隠す ] でバウンディングボックスを非表示にできます。

グループ化

グループ化とは複数のオブジェクトを1つのグループにまとめる事を指します。
全てのオブジェクトがバラバラだと管理が大変。

例えばロゴを構成しているオブジェクト、イラストAを構成しているオブジェクトなど。
ある程度のかたまりでグループ化しておくとオブジェクト管理が楽になります。

グループ化の方法は2つ以上のオブジェクトを選択し、[ Ctrl + G ] でグループ化します。
右クリックメニュー内と [ メニューバー ][ オブジェクト ] にもグループはありますが、ショートカットで行う事をオススメします。

なお、グループ解除は [ Ctrl + Shift + G ] です。

むやみやたらにグループ化しない
何でもかんでもグループ化をし、グループ化のグループ化のグループ化…といったグループ地獄のオブジェクトを作成すると逆に効率が悪くなってしまいます。
どのようにグループ化すると効率がよくなるかを考えつつグループ化を行う必要があります。

オブジェクト(パス)の構造

Illustratorで作成されるパスは [ アンカーポイント ][ セグメント ] によって構成されています。

アンカーポイントと呼ばれる点同士を繋ぐ線がセグメントです。

全体を[ パス ] と呼びます。

選択ツールでオブジェクトを選択すると全てのアンカーポイントとセグメントが選択されます。
一方ダイレクト選択ツールは、オブジェクトを構成しているアンカーポイントとセグメントを個別で選択、操作することができます。

MEMO
オブジェクトがどのように構成されて、選択ツールとダイレクト選択ツールの違いが理解できると、オブジェクトを操作する際にどの選択ツールが適しているか理解出来るようになります。

オブジェクト作成と操作の応用

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おわりに

オブジェクトの選択はイラレ操作の基本の一つなので必ずマスターしておきましょう。

次のページはオブジェクトを操作してパターン柄を作成してみます。
簡単なデザインの作成から始めて、徐々にイラレに慣れていきましょう。

【Illustrator】イラレで水玉模様(ドット柄)を変形を使って作成 数値入力で精密なパターン柄を作る方法
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イラレでよく使う機能15選 for 初心者
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Illustratorとは・DTPの基礎知識
操作画面、新規作成と保存、各種ファイル形式
オブジェクトの作成と選択、構造
イラレの塗りと線について
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