【デザイン学生必見!】ポートフォリオをゼロから作ろう!

【Illustrator】入稿前にチェックすべき10項目を徹底解説

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

Illustrator(イラストレーター)を使った入稿用データを作成する方法と注意点について解説します。

自身のPCで作成したAIを外部の印刷業者に出稿しても問題無く出力してくれる、一般的な入稿用データの作成を理解できます。入稿前に見落としがちな10項目をイラレ初心者の方に詳しく解説いたします!

では早速始めていきましょう!

入稿前にチェックすべき10項目

それでは入稿前のチェックをしていきましょう。
合計10点のチェック項目があります。

  1. 入稿用データは別名で保存しておく
  2. 用紙サイズは合っていますか?
  3. 文字をアウトライン化していますか?
  4. アピアランスは分割していますか?
  5. 効果メニューで作成したトリムマークは要注意
  6. 塗り足しはできていますか?
  7. カラーモードは正しく設定されていますか?
  8. 配置している画像の形式をチェック
  9. 画像は埋め込み処理をしておく
  10. 文字サイズと線の太さに注意

印刷業者によって入稿ファイルの作成方法は変わりますが、大抵の印刷業者で受け入れてくれる「一般的な入稿用AIデータ」の作成方法です。

では順番に詳しく解説していきます!

Illustratorを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはIllustratorが必須です。
未導入の方はIllustrator公式サイトから入手しておきましょう。(7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

入稿用データは別名で保存

入稿用データを作成する前に、オリジナルのAIをコピーして「入稿用データは別名保存」しておきましょう。入稿用データの処理を加えると文字やオブジェクトを「再編集」できなくなります。

私の場合は「filename.ai」を編集可能なオリジナルデータとした場合、「filename_ol.ai」を入稿用で別名保存して入稿用に調整しています。

用紙サイズは合っていますか?

サイズが違うと印刷業者の方から電話かメールで確認されます。

一般的な名刺なら仕上りサイズが「91mm x 55mm」、ポストカードなら「148mm x 100mm」等、印刷したいサイズと入稿データのサイズが一致しているか確かめておきましょう。

文字をアウトライン化

入稿用データは文字をアウトライン化しておきましょう。

アウトライン化の方法は下記です。

[ アウトライン化したい文字を選択 ] → [ 書式 ] → [ アウトラインを作成 ] 
ショートカットは [ Ctrl +Shift +O ]
アウトライン化ファイルは別名で保存
アウトライン化前とアウトライン化後のAIデータはそれぞれ別名で残しておきましょう。
アウトライン化をすると文字を編集できなくなります。
例えばアウトライン化前のファイルを「filename.ai」とし、アウトライン化後のファイルは別名で「filename_ol.ai」のように、別名保存しておく事をオススメします。
コチラでアウトライン化についてさらに詳しく解説しています。

アピアランスを分割

上記はアピアランスを使ったデザインの例です。

  • アピアランスパネルで複数の線を追加
  • 効果メニューのドロップシャドウを追加
  • 効果メニューのワープでオブジェクトを変形

アピアランスに設定が入っているデータを入稿データにする場合は [ アピアランスを分割 ] する必要があります。

[ オブジェクト ] → [ アピアランスを分割 ] を適用します。

※アピアランス分割を適用するとアピアランスパネルからパラメータを「再編集できなく」なります。

効果メニューで作成したトリムマークは要注意

トリムマークはいくつか作成方法があります。
[ オブジェクト ] → [ トリムマークを作成 ] で作成された場合は問題ありません。

[ 効果 ] → [ トリムマーク ] から作成された場合は要注意です。
アピアランスにトリムマークの設定が入っているので、[ アピアランスを分割 ] する必要があります。

【Illustrator】トンボ(トリムマーク)の設定と塗り足しを詳しく解説

塗り足しはできていますか?

塗り足しの処理はちゃんとできているでしょうか?
コチラでも解説しておりますのでご覧ください。

カラーモードを正しく設定

カラーモードをが注文内容と一致しているでしょうか?
カラー印刷ならCMYK、白黒ならグレースケールで設定しておきましょう。
RGBカラーが使える印刷業者もありますが、CMYKカラーでの入稿が一般的です。

カラーモードの変換方法は左のリンク先で詳しく解説しています。

配置画像の形式をチェック

IllustratorのオブジェクトがCMYKである事が確認できたら、配置している画像がCMYKになっているか確認しておきましょう。

もしRGBならCMYKに変換し、色の調整を忘れずに。
調整レイヤーを使って色を調整すると効率的です。
詳しい使い方は下記で解説しています。

配置する画像はPSD形式にし、レイヤーは統合しておきましょう。

画像は埋め込み処理を

配置画像は埋め込み処理をしておきましょう。

画像の埋め込み方法は下記です。
[ 選択ツールで画像を選択 ] → [ 画面上部の埋め込み ] をクリック

リンクではなく、AIデータに画像ファイルが埋め込まれます。
埋め込みをすると埋め込んだ画像の容量分だけAIの容量が増えます。

埋め込み画像とリンク画像の見分け方
対象画像を [ 選択ツール ] で選択
画面上部に [ 埋め込み ] が表示 → リンク画像
[ 埋め込みを解除 ] が表示 → 埋め込み画像

[ リンクパネル ] を表示させると、配置している画像の一覧が表示されます。
ファイル名右側にアイコンが表示されている画像は「埋め込み画像」、何も表示されていない画像は「リンク画像」です。
※リンクパネルが表示されていない場合は画面上部の [ ウィンドウ ] から表示させてください。

文字サイズと線の太さに注意

フォントサイズが小さすぎたり、線画細すぎると上手く印刷できない場合があります。
具体的なサイズは入稿する印刷業者に確認する必要がありますが、一般的には文字サイズを「6pt以上」、線幅を「0.3pt以上」に設定しておくと安心です。

4ptの文字サイズでも印刷できますが、小さすぎると読みづらいですからね。

【Illustrator】イラレの文字ツールの基本的な使い方を詳しく解説【脱初心者】

ワンランク上の名刺テンプレート

プロが作成したテンプレートを活用し、超短時間で高品質な名刺を作成してみませんか?
もちろん全て商用利用可!
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#01 Business Card Layout with Gray Stripes

シンプルでキレイ目の名刺テンプレートです。
AI形式なのでIllustratorがあれば一瞬で編集が終わります。

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#02 Business Card with Bright Gradient Layout

ビビッドな差し色がオシャレなIllustrator用名刺テンプレートです。

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#03 Business Stationary Set with Yellow Accents

名刺だけでなく、便箋やパンフ、DMなどもまとめて作りたい方にオススメのステーショナリーセットです。
Illustratorさえあれば簡単にビジネスツールが作れますよ!

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#04 Business Card with Repeating Circles and Diamond Elements

和柄のようなデザインが特徴のテンプレートです。
完全に和ではなく、和洋折衷、とてもお洒落です。

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#05 Business Card Layout with Teal Accents

青緑がアクセントカラーの名刺テンプレートです。
個人、会社、どちらでも違和感なく使える汎用デザインです。

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#06 Business Card Layout in Black and Yellow

シンプルな色使いの名刺デザインです。
小さなドットは実際に穴を空けると面白そうです。
企業、個人問わずでお洒落なデザインを求めている方にオススメ!

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#07 Business Card Template with Colorful Paper Cut Illustration

まるで色紙をカットして合わせたようなデザインのテンプレートです。
色の使い方が非常に綺麗で印象的なデザインです。

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#08 Set of Abstract Posters Layouts

抽象画のようなデザインの名刺テンプレートです。
色の使い方が絶妙ですね。

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商用利用できる名刺テンプレート
上記で紹介しきれなかったワンランク上の名刺テンプレートを紹介しています。Illustrator、Photoshop、InDesignの3形式で作られた編集しやすいテンプレートを使えばデザイナー要らずですよ!

ワンランク上のテンプレート素材

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良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

おわりに

以上、Illustratorで入稿用のAIデータの作成方法と注意点についてでした。
必ず下記の10項目は入稿前にチェックしておきましょう!

  1. 入稿用データは別名で保存しておく
  2. 用紙サイズは合っていますか?
  3. 文字をアウトライン化していますか?
  4. アピアランスは分割していますか?
  5. 効果メニューで作成したトリムマークは要注意
  6. 塗り足しはできていますか?
  7. カラーモードは正しく設定されていますか?
  8. 配置している画像の形式をチェック
  9. 画像は埋め込み処理をしておく
  10. 文字サイズと線の太さに注意

一度オリジナル名刺等を制作し、実際に入稿をすると流れが掴めますよ。
名刺100枚が数百円で作れるので一度試される事をオススメします。

自宅印刷より遥かに綺麗で費用も大差はありません。

家庭用プリンターで出力した名刺と業者の名刺は一目瞭然。
学生さんがしっかりした紙の名刺を出すと「おぉ!」となり、アピールに繋がる事間違いなし!

ではまた!

InDesignは活用されていますか?
Illustratorだけでなく、InDesign(インデザイン)も活用されているでしょうか?
ポートフォリオ制作はイラレよりInDesignの方が効率的に作成できます。
まだInDesignを導入されていない方はAdobe公式サイトから入手できます。
高品質で商用利用可能なポートフォリオテンプレート35選はコチラ
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