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【Illustrator】入稿用AIデータの作成方法と注意点について

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

Illustrator(イラストレーター)を使って入稿用データを作成する方法と注意点について解説します。
自身のPCで作成したAIを外部の印刷業者に出稿しても問題無く出力してくれる、一般的な入稿用データの作成しましょう。

では早速始めていきましょう!

入稿前のチェックポイント

それでは入稿前のチェックをしていきましょう。
合計10点のチェック項目があります。

印刷業者によって入稿ファイルの作成方法は変わりますが、大抵の印刷業者で受け入れてくれる「一般的な入稿用AIデータ」の作成方法です。

Check.1 入稿用データは別名で保存しておく

入稿用データを作成する前に、オリジナルのAIをコピーして「入稿用データは別名保存」しておきましょう。入稿用データの処理を加えると文字やオブジェクトを「再編集」できなくなります。

私の場合は「filename.ai」を編集可能なオリジナルデータとした場合、「filename_ol.ai」を入稿用で別名保存して入稿用に調整しています。

Check.2 サイズは合っていますか?

サイズが違うと印刷業者の方から電話かメールで確認されます。
一般的な名刺なら仕上りサイズが「91mm x 55mm」、ポストカードなら「148mm x 100mm」等、印刷したいサイズと入稿データのサイズが一致しているか確かめておきましょう。

Check.3 文字をアウトライン化していますか?

入稿用データは文字をアウトライン化しておきましょう。

アウトライン化の方法は下記です。
[ アウトライン化したい文字を選択 ] → [ 書式 ] → [ アウトラインを作成 ] 
ショートカットは [ Ctrl +Shift +O ]

MEMO
アウトライン化前とアウトライン化後のAIデータはそれぞれ別名で残しておきましょう。アウトライン化をすると文字を編集できなくなります。
先にも解説しましたが、例えばアウトライン化前のファイルを「filename.ai」とし、アウトライン化後のファイルは別名で「filename_ol.ai」のように、別名保存しておく事をオススメします。

Check.4 アピアランスは分割していますか?

上記はアピアランスを使ったデザインの例です。

  • アピアランスパネルで複数の線を追加
  • 効果メニューのドロップシャドウを追加
  • 効果メニューのワープでオブジェクトを変形

アピアランスに設定が入っているデータを入稿データにする場合は [ アピアランスを分割 ] する必要があります。

[ オブジェクト ] → [ アピアランスを分割 ] を適用します。

※アピアランス分割を適用するとアピアランスパネルからパラメータを「再編集できなく」なります。

Check.5 効果メニューで作成したトリムマークは要注意

トリムマークの作成方法はいくつか方法があります。
[ オブジェクト ] → [ トリムマークを作成 ] で作成された場合は問題ありません。

[ 効果 ] → [ トリムマーク ] から作成された場合は要注意です。
アピアランスにトリムマークの設定が入っているので、[ アピアランスを分割 ] する必要があります。

Check.6 塗り足しはできていますか?

塗り足しの処理はちゃんとできているでしょうか?
コチラでも解説しておりますのでご覧ください。

Check.7 カラーモードは正しく設定されていますか?

カラーモードをが注文内容と一致しているでしょうか?
カラー印刷ならCMYK、白黒ならグレースケールで設定しておきましょう。
RGBカラーが使える印刷業者もありますが、CMYKカラーでの入稿が一般的です。

カラーモードの変換方法は左のリンク先で詳しく解説しています。

Check.8 配置している画像の形式をチェック

IllustratorのオブジェクトがCMYKである事が確認できたら、配置している画像がCMYKになっているか確認しておきましょう。

もしRGBならCMYKに変換し、色の調整を忘れずに。
調整レイヤーを使って色を調整すると効率的です。
詳しい使い方は下記で解説しています。

配置する画像はPSD形式にし、レイヤーは統合しておきましょう。

Check.9 画像は埋め込み処理をしておく

配置画像は埋め込み処理をしておきましょう。

画像の埋め込み方法は下記です。
[ 選択ツールで画像を選択 ] → [ 画面上部の埋め込み ] をクリック

リンクではなく、AIデータに画像ファイルが埋め込まれます。
埋め込みをすると埋め込んだ画像の容量分だけAIの容量が増えます。

埋め込み画像とリンク画像の見分け方
対象画像を [ 選択ツール ] で選択
画面上部に [ 埋め込み ] が表示 → リンク画像
[ 埋め込みを解除 ] が表示 → 埋め込み画像

[ リンクパネル ] を表示させると、配置している画像の一覧が表示されます。
ファイル名右側にアイコンが表示されている画像は「埋め込み画像」、何も表示されていない画像は「リンク画像」です。
※リンクパネルが表示されていない場合は画面上部の [ ウィンドウ ] から表示させてください。

Check.10 文字サイズと線の太さに注意

フォントサイズが小さすぎたり、線画細すぎると上手く印刷できない場合があります。
具体的なサイズは入稿する印刷業者に確認する必要がありますが、一般的には文字サイズを「6pt以上」、線幅を「0.3pt以上」に設定しておくと安心です。

4ptの文字サイズでも印刷できますが、小さすぎると読みづらいですからね。

おわりに

以上、Illustratorで入稿用のAIデータの作成方法と注意点についてでした。

一度オリジナル名刺等を制作し、実際に入稿をすると流れが掴めます。
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家庭用プリンターで出力した名刺と業者の名刺は一目瞭然。
学生さんがしっかりした紙の名刺を出すと「おぉ!」となり、アピールに繋がりますよ。

ではまた!

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ゼロイラもくじ

ゼロから始めるIllustratorのもくじです。

ゼロから始めるIllustrator目次
【導入編】ゼロから始めるIllustrator
最安値でイラレを購入する方法と導入方法
イラレでよく使う機能15選 for 初心者
イラレ全ショートカット一覧
Illustratorとは・DTPの基礎知識
操作画面、新規作成と保存、各種ファイル形式
オブジェクトの作成と選択、構造
イラレの塗りと線について
イラレのカラーモードについて
RGBからCMYKへ変換する方法
整列と分布について徹底解説
オブジェクト重ね順について徹底解説
数値入力によるオブジェクトの作成と操作
レイヤーの概念と操作を分かりやすく徹底解説
オブジェクトの色々なコピペ方法
ペンツールの基本操作とパスの編集
ペンツールを使ったトレースのテクニック①
ペンツールを使ったトレースのテクニック②
グラデーションツールを極める
メッシュツール・グラデーションメッシュの使い方
ブラシツール・塗りブラシツールの使い方と違い
消しゴムツール・はさみツール・ナイフの使い方
パスファインダーの機能全てを徹底解説
ブレンドツールを使ったオブジェクト作成
回転ツールと回転コピーの使い方
リフレクトツールの使い方
歯車や花、本など色々な図形を作る方法
文字ツールの基本的な使い方
文字を装飾する・アピアランスの設定
文字で画像をマスクする
アピアランスを使って線を設定・線をデザインする
クリッピングマスクの使い方を徹底解説
ライブトレースを徹底解説
ライブペイントを徹底解説
イラレで略地図を作る
編集しやすい角丸長方形の作り方
トンボ(トリムマーク)の設定と塗り足し
名刺サイズのレイアウト用紙の作成とガイドの作成・活用
ポートフォリオ用のテンプレート
ゼロイラの目次一覧
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ゼロから始めるシリーズ

IllutratorとPhotoshopの使い方をゼロから解説する「ゼロから始めるIllustrator」と「ゼロから始めるPhotoshop」の目次リンクです。
本業が教えるイラレとフォトショ講座の目次は下記からどうぞ。