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【Illustrator】イラレのアピアランスを使った線の設定・線のデザインを詳しく解説

この記事を読むのに必要な時間は約 16 分です。

こんにちは、「ゼロから始めるIllustrator」略して「ゼロイラ」の講座を始めます。

今回は「色の設定、オブジェクトの塗りと線」 でサクッと紹介した「線」についてもう少し詳しく解説したいと思います。線の基本操作、設定をはじめ、アピアランスを使用した高度な設定を利用した線をデザインする方法を紹介します。

線の細かな設定を知ると、さらに表現方法が豊かになること間違いなしですよ!

当講座で使う主な機能
線、アピアランス、破線

イラレの「線」の基本機能の紹介

線のパネルについて

線のパネルです。

上から順に [ 線幅 ]、[ 先端 ]、[ 過度の形状 ]、[ 比率 ]、[ 線の位置 ]、[ 破線 ]、[ プロファイル ] の設定ができます。
表示されていない方は [ ウィンドウ ] [ 線 ] から表示させてください。

線幅を設定する

今から紹介する線の例は線幅を10pt、塗りの設定は「なし」にし、その他はデフォルトの線の構造です。

先端の形状の設定

線の先端の形状を設定できます。

バット先端 ][ 丸形先端 ][ 突出先端 ] の3種類が存在します。
デフォルトは [ バット先端 ] になっています。

角の形状の設定

直線の角部分の形状を設定できます。

マイター結合 ][ ラウンド結合 ][ ベベル結合 ] の3種類が存在します。
デフォルトは [ マイター結合 ] になっています。

線の位置

線の中心を設定できます。

線を中央に揃える ]、[ 線を内側に揃える ]、[ 線を外側に揃える ] の3種類が存在します。

破線の設定

破線の設定ができます。

線分と間隔に値を入力することで任意の破線を作ることができます。

  1. 線のオブジェクトを選択
  2. [ 破線 ] にチェックを入れる
  3. [ 線分 ] と [ 間隔 ] の設定を入れる

線の太さサンプル

線の太さを少し変えるだけでも随分と印象が変わります。デフォルトの線幅だけでなく、太さを色々と変更して遊んでみましょう。

なお、デフォルトの線幅1ptは印刷すると結構太いです。ちなみにトンボの線幅が0.3pt、線の設定をデフォのまま使うのではなく、少しカスタマイズしてあげるとより美しい仕上がりになるかと思います。
webの場合は1pxが最も細い線の太さです。

罫線の種類

こちらはデザイン用語の小ネタです。罫線は文字の仕切りや囲みとして使用されます。罫線には各種名称があります。下記にいくつか罫線と呼び名を掲載しております。

表ケイ、中細ケイ、中太ケイ、裏ケイ、双柱ケイ、子持ケイ、星ケイ、ミシンケイ、波ケイ(ブルケイ)、かすみケイ、無双ケイ…、罫線にも色々と呼び名があります。
線と塗りを初期設定にするには?
 線:幅1ptの黒 ] [ 塗り:白 ]がイラレ初期設定の線と塗りです。
対象オブジェクトを選択後に[ D ]を押すと、対象オブジェクトの線と塗りが初期設定状態になります。
覚えておくと割と便利ですよ。

破線を使った線のデザイン例

破線の設定で表現できる線のをいくつかご紹介します。ペンツールや直線ツールで線のオブジェクトを作成して画像の破線の設定を試してみて下さい。
※ 線分/間隔の箇所は左から順に破線の線分と間隔を入力します。

アピアランスを使った複数の線を重ねた線のデザイン例

破線の設定を複数重ねて、より複雑な線を表現できます。
一本の直線オブジェクトに [ アピアランス ] から複数の線を重ねることができます。
イラレではアピアランスを頻繁に使いますので是非マスターしてください^^

【Illustrator】イラレのアピアランスを使った文字の装飾について詳しく解説

アピアランスを使ったJR路線の作り方


STEP.1
ベースとなる線を作成
まずはベースとなる線を作成します。
左記は [ 10ptの線幅の黒線、塗りなし ] のオブジェクトです。
これにアピアランスから複数の線を重ねていきます。

※アピアランスのパネルが表示されていない場合は [ ウィンドウ ] → [ アピアランス ] で表示させてください。


STEP.2
アピアランスで線を重ねる
左記画像のようにアピアランス設定を行いたい対象オブジェクトを選択し、[ アピアランス ] → [ 線 ] → 右下の [ 選択した項目を複製 ] をクリックしてください。
すると同じ[ 線 ] が複製されます。

しかし、見た目に一切変化はありません。
なぜなら同じ [ 線 ] が同じ場所に重なっているだけだからです。

STEP.3
コピーした線の設定を変更する
アピアランスの「一番上にある」線を選択して設定を変えてみましょう。
表示優先はレイヤーと同じく、上にある設定ほど表示優先が高まります。
複製した [  ] の色を白に変更し、線幅を [ 8pt ] に変更します。

10ptの黒線に8ptの白線が乗っかっている状態ですね。

なので1ptの黒線が上下に表示されているように見えます。便利な機能です^^


FINISH
仕上げ
[ 8pt ] の白線に破線の設定を追加します。
線分に [ 20pt ] と入力するとJRの線路のような線になります。
同じ手順で線の設定を3つ、4つ…と増やすことができます。色々とご自身で表現を考えてみるのも楽しいですよ。

忘れないうちに色々な破線を練習

一度ではナカナカ覚えきれないので、操作を覚えている内に色んな線を練習してみると良いかと思います。
サンプルの線を掲載しておりますので作成してみてください。

矢印の設定

線に矢印の設定を簡単に付けることができます。
長方形ツールの矩形からアンカーポイントを1つ消したり多角形ツールで三角形を作ったりして矢印を自作するのってめんどいですよね。線の長さを変えると先端の調整を入れないといけないし。。。

この機能を使っている方、意外と少ないです。すごく便利ですよ。

使い方は簡単!
矢印を付けたい線を[ 選択ツール(V) ]で選択 → 左記の矢印の設定を追加するだけ。

[ 矢印 ]から好きなデザインを選択、矢印先端のサイズは[ 倍率 ]から変更、先端位置を[ 矢印の先端 ]と[ 矢印の付け根 ]に変更できます。
矢印だけでなく、丸や弓矢、指先など多くのデザインパターンがあります。一度お試しあれ!

プロファイルの設定

線のプロファイルを設定できます。デフォルトでは均等な太さの線幅ですが、プロファイルを設定する事で様々な形状に変更できます。正直あまり使わない機能かもしれません。

プロファイルは線のパネルの最下部から設定します。デフォルトでは[ 均等 ]になっています。
ペンツールで描いた直線を上から順にデフォルト、線幅プロファイル1、線幅プロファイル2、プロファイル3…と順番に設定したサンプルです。使えそうなプロファイルもあれば使いどころに困りそうなプロファイルもあります。

おわりに

イラストレーターは線を細かく設定できるので様々な線を表現できます。
通常の線の設定ではなく、アピアランスを使用したワンランク上の線を使ったデザインをマスターしてみてください。

当ページで紹介した線の使い方はほんの一例です。
よく使う設定や基礎的な部分はしっかり押さえておりますので、あとはご自身の発想で様々な表現をして楽しい作品を生み出してみてください^^

おつかれさまでした。

次の講座はイラレを使った略地図の作成方法を解説します。
ショップカードやポストカード、フライヤーなどでよく使われる略地図を段階を追って分かりやすく解説します。

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ゼロから始めるシリーズ目次
IllutratorとPhotoshopの使い方をゼロから解説する「ゼロから始めるIllustrator」と「ゼロから始めるPhotoshop」の目次リンクです。
本業が教えるイラレとフォトショ講座の目次は下記から。