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【Illustrator】ペンツールを使ったトレースのテクニック②

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

こんにちは、「ゼロから始めるIllustrator」略して「ゼロイラ」の講座を始めます。
当Illustrator講座ではトレースのテクニックその②について解説していきたいと思います。

今回の講座で使う主なツール類
ペンツール、ダイレクト選択ツール、線幅ツール、パスファインダー、分割・拡張

少し複雑なキャラクターをイラレで作成

前回の講座内容の+α的な要素なので、ある程度のイラレ知識がある事を前提で進めます。
以前の講座でペンツール講座で基本的なペンツールの使い方、トレースのテクニックを解説しましたので参考にしてください。

【Illustrator】初心者のためのペンツールの基本操作とパスの編集について徹底解説【Illustrator】ペンツールを使ったトレースのテクニックについて詳しく解説【脱イラレ初心者!】

下絵の準備

まずは下絵を準備して配置します。
ペイントツールやノートのちょっとしたイラストを配置してみるのも良いかもしれません。

「らき☆すた」のかがみん、なっついですね。
あーいまいさんせんっち♪

らき☆すた、ゆるくて面白い作品でした。
「貧乳はステータスだ!希少価値だ!」の名言が生まれましたね。
レンタルで安く見られるので、興味のある方は是非!

あずにゃんにしようか迷ったのですが、めんどくさそうなのでかがみにしました。
題して「たたかうあずにゃん」ってか?
けいおん!なっついですね。映画もよかったです。
京アニ作品はえぇなぁ~。

線画を作る

フォルダ構成や下絵の配置、トレース用の線の設定といったトレースの下準備は前回のトレーステクニックの記事を参考にしてください。

ペンツールで下絵をトレース

正直メンドクサイですが、ひたすら無心でカチカチします。
カチカチしているとそのうち終わります。

線の太さに強弱を付ける

線の先を補足したり太さに強弱を付ける方法はいくつかあります。
一つ目は線を [ 分割・拡張 ] する方法です。
  1. 線の強弱を付けたいオブジェクトを選択
  2. [ オブジェクト ] → [ 分割・拡張 ] を適用
  3. ダイレクト選択ツールでパスを編集して強弱を付ける

一番自分好みに編集できる方法ですが、それなりに手間がかかります。

線幅ツールについて

入りが細い線や意図的に線の一部を太くしたい場合は [ 線幅ツール(Shift + W) ] で調整する方法があります。
線の設定のまま線幅に強弱が付けられるので[分割・拡張]で行うよりもお手軽です。

線幅ツールの注意点

等倍での利用なら問題ありませんが、拡大・縮小の際に気を付ける必要があります。
線幅ツールで設定を付与した線のオブジェクトを拡大縮小しても線幅ツールの設定は拡大縮小されません。
オブジェクトを縮小すると線がずんぐりしたように見え、オブジェクトを拡大すると線の強弱が弱く見えるようになります。
[ 分割・拡張 ]で解決できますが、一度[ 分割・拡張 ]を適用すると以前の状態には戻せません。
事前に[ 分割・拡張 ]を適用する前のオブジェクトを別レイヤーか別ファイルでコピーしておくことをおススメします。

線の太さを調整する方法は他にも、均一な線を一旦作成してから[ 分割・拡張 ]を適用し、[ ダイレクト選択ツール (A) ]でアンカーポイントとハンドルを調整して線に強弱を付けることも可能です。
ご自身のやり易い方法で構いません。

塗りを作る

ベースの塗りパーツを作ります。

今回は「線画」と「塗り」は別バーツとして作成します。
レイヤーも「線画レイヤー」と「塗りレイヤー」で分けます。

影の塗りはパスファインダで

基本的には[ パスファインダ ]の機能は[ 分割 ]で事足りるかと思います。

分割したいオブジェクトの手前に分割したい線を描きます(必ずベースとなるオブジェクトからはみ出すように「線」を描いてください)
分割したいオブジェクト、分割線を選択ツールで選択し、[ パスファインダ ] → [ 分割 ]を適用し、オブジェクトを分割。
ベースの塗りが完成したら「塗り」レイヤーを丸ごと複製します。
複製した塗りを影パーツに改造していきますので、コピー元の塗りレイヤーはロックしておきます。
レイヤー名は変更しておきます。
複製した「塗り_影」レイヤのオブジェクトに対して[ パスファインダ ]の[ 分割 ]を適用していきます。形が少し複雑なだけで、使う機能は「分割」のみです。分割したパーツの影以外は削除、影部分の色を変更すると簡単に影パーツが作成できます。
後はひたすら分割やペンツールを駆使して色を変更したり色を重ねると完成です。
使う機能は非常にシンプルです。

ここまでで一旦キャラのトレースは完了です。

チマチマとペンツールを使って描くのは正直面倒ですが、いつか終わります。
あと数をこなせば必ず手が早くなります。
練習と実践あるのみです!

ポストカードにしてみた

せっかっくなのでポストカードっぽくしました。

【Illustrator】イラレの文字ツールの基本的な使い方を詳しく解説【Illustrator】トンボ(トリムマーク)の設定と塗り足しを詳しく解説【Illustrator】イラレで作る略地図について詳しく解説

おわりに

今回の方法はあくまで一例ですが、上記の内容を押さえておくと手作業によるトレースは大方できます。
後は慣れと根気だけ、数をこなせば必ず上達します!

おつかれさまでした。

そろそろイラレの操作に慣れてきたでしょうか?
次はイラレが得意とする文字の入力の設定について解説していきます。

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