Illustrator(イラストレーター)で共通の塗りや線、線幅、共通フォントなどを一括で選択する方法をイラレ初心者の方に徹底解説します。
イラストレーターを使って複雑なアートワークを作る際に役立つ選択テクニックです。
Webやバナー等のデザイン制作、チラシやポスター・名刺等の印刷物の制作、UIデザインなどのクリエイティブを効率化する上で威力を発揮する選択方法をゼロからマスターできます。
Illustratorを始められる方、より詳しくイラストレーターの使い方を学びたい方にオススメですよ!
この記事の目次
それではIllustratorで共通のオブジェクトを選択する方法を解説します。
イラレ初心者の方にも再現できるように詳しく解説いたします!
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なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。
塗りが同じパスを一括選択
[ 選択ツール ] や [ ダイレクト選択ツール ] 等で赤色のパーツをクリックします。
※ショートカットは [ V ] または [ A ]
バラバラになっている赤色パーツを一括で選択しましょう。
※ [ Shift ] を押しながらクリックして複数選択する方法もありますが、今回は共通選択を使用します。
共通の線を一括選択する方法
アイコンを準備しました。
塗りと線の色、線幅をそれぞれ変更しています。
選択基準のオブジェクトは左上のアイコンです。
[ 選択ツール ] で選択しておきましょう。
同じフォントを一括選択する方法
Illustratorドキュメント内で同じ種類の書体を一括で選択する方法です。
先に解説した同じ色の塗りや線のオブジェクトを一括選択する方法と同様によく使います。
サンプルは [ Business Flyer Template 04 ] を利用しました。
ビジネスシーンで使えるフライヤーテンプレートです。
[ 選択ツール ] で文字オブジェクトを選択します。
サンプルは見出しに使われている文字オブジェクトを選択しました。
使用フォント:Montserrat
後は一括でフォントを変更したり色を変えたりできます。
使用フォント:Lo-Res
他にも
[ フォントファミリー(スタイル) ]
[ フォントファミリー(スタイルとサイズ) ]
[ フォントサイズ ] 、[ テキストカラー(塗り) ]
[ テキストカラー(線) ]
[ テキストカラー(塗りと線) ]
が存在します。
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以上、Illustrator(イラストレーター)の共通を活用して同じ色の塗りや線、文字オブジェクトを一括で選択する方法についてでした。
複雑なアートワークを作成し、同じ要素のオブジェクトを一括で選択する際に活躍するテクニックです。
アイコンデザイン、Webデザイン、バナーデザイン、フライヤーや名刺などのDTP、UIデザイン等、幅広い制作分野で活躍するオブジェクトの一括選択テクニックをマスターすると、より効率的に制作が行えます。
[ Shift ] を押しながら複数選択する方法でも同じ結果が得られますが、要所要所で共通選択を活用すると更に時短ができますよ!
ではまた!
ポートフォリオ制作はイラレよりInDesignの方が効率的に作成できます。
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