Illustrator(イラストレーター)のCSSプロパティを活用し、面倒なCSSの設定をイラレで簡単に書き出す方法を詳しく解説します。
Webサイトのデザインを行う際に作成するCSSの設定には慣れが必要です。
イラレやCSSに不慣れな初心者の方も簡単にCSSの書き出しとサイトへの組み込みができます。
Illustratorを使ったサイトデザインと自作サイトの構築を始められる方にオススメのコンテンツです。
この記事の目次
(左図はデザインした画像)
(左図は実際にサイトへCSSで装飾したボタン)
Illustratorには作成したオブジェクトをCSSに書き出してくれる機能が備わっています。
例えばボタンデザインをイラレで行い、CSSプロパティでCSSを書き出すと手軽にCSSの設定が可能。
CSSに不慣れな方には便利な機能ですよ。
それではIllustratorのCSSプロパティの使い方を解説します。
イラレ初心者の方にも再現できるように詳しく解説いたします!
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なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。
CSSプロパティでCSSを生成する
CSSを記述する
<a class="st0 st">BUTTON</a>
.st0
{
background : -moz-linear-gradient(10.16% 1.72% -21.84deg,rgba(0, 255, 255, 1) 11.28%,rgba(255, 255, 0, 1) 45.5%,rgba(219, 24, 21, 1) 100%);
background : -webkit-linear-gradient(-21.84deg, rgba(0, 255, 255, 1) 11.28%, rgba(255, 255, 0, 1) 45.5%, rgba(219, 24, 21, 1) 100%);
background : -webkit-gradient(linear,10.16% 1.72% ,90.54% 99.13% ,color-stop(0.1128,rgba(0, 255, 255, 1) ),color-stop(0.455,rgba(255, 255, 0, 1) ),color-stop(1,rgba(219, 24, 21, 1) ));
background : -o-linear-gradient(-21.84deg, rgba(0, 255, 255, 1) 11.28%, rgba(255, 255, 0, 1) 45.5%, rgba(219, 24, 21, 1) 100%);
background : -ms-linear-gradient(-21.84deg, rgba(0, 255, 255, 1) 11.28%, rgba(255, 255, 0, 1) 45.5%, rgba(219, 24, 21, 1) 100%);
-ms-filter: "progid:DXImageTransform.Microsoft.gradient(startColorstr='#00FFFF', endColorstr='#DB1815' ,GradientType=0)";
background : linear-gradient(111.84deg, rgba(0, 255, 255, 1) 11.28%, rgba(255, 255, 0, 1) 45.5%, rgba(219, 24, 21, 1) 100%);
width : 176px;
height : 58px;
border-radius : 10px;
-moz-border-radius : 10px;
-webkit-border-radius : 10px;
filter: progid:DXImageTransform.Microsoft.gradient(startColorstr='#00FFFF',endColorstr='#DB1815' , GradientType=1);
}
.st
{
font-family : AB-j_gu;
font-size : 24px;
color : #FFFFFF;
color : rgb(255, 255, 255);
text-outline : #757575;
text-outline : rgb(117, 117, 117);
}
そのままだと文字のレイアウトが崩れるので
text-align:center;
text-stroke: 1px #00000082;
等を追記して調整しました。
面倒なグラデーションの設定や角丸、フォント等のCSSプロパティをサクッが適用できます。ただしマージンやパディングといったレイアウト周りや動作時の設定はアテになりません。
CSSに不慣れな方がゼロからCSSを記述する際に使えますが、無駄なプロパティが入りがちなので、フルスクラッチコーディングができる方には正直必要の無い機能かもしれませんね。
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以上、Illustrator(イラストレーター)のCSSプロパティの使い方と機能についてでした。
Webサイトのボタンパーツなどをイラレで作成し、サクッとCSSに書き出したい時に使える機能です。
CSSに不慣れな方にとって便利な機能ですが、フルスクラッチコーディングができる方には正直不要。
しかし面倒なグラデーションのプロパティなどを生成する際に割と便利。
使用箇所を限定するとCSSの記述を高速化できます。
Webデザイン制作の効率化に繋がる機能なので是非活用してください。
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