【デザイン学生必見!】
ポートフォリオをゼロから作ろう!

【InDesign】3種類のフレームツールの使い方を徹底解説forインデザ初心者

記事内にプロモーションを含む場合があります
Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。

InDesign(インデザイン)で3種類のフレームツールの使い方や編集方法をインデザ初心者の方に詳しく解説します。

長方形フレームツール、楕円形フレームツール、多角形フレームツールの基本から応用操作まで、インデザインを活用する上で欠かせない3種類のフレームツールをゼロからマスターできるコンテンツです。

InDesignを始められる方、より詳しくインデザインの使い方を学びたい方にオススメですよ!

各種フレームツールの場所

ツールバー内に [ 長方形フレームツール ] 、[ 楕円形フレームツール ] 、[ 多角形フレームツール ] があります。
※長方形フレームツール上を左クリック押しっぱなしでその他ツールが表示できます。

なお、長方形フレームツールのショートカットは [ F ] です。

3種類のフレームツールの使い方

それではInDesignのフレームツール3種の使い方を解説します。
インデザ初心者の方にも再現できるように詳しく解説いたします!

InDesignを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはInDesign(インデザイン)が必須です。
未導入の方はInDesign公式サイトでダウンロードしておきましょう。(7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

長方形フレームツール

ドラッグで長方形のフレームを作成できます。

ドラッグ中に下記操作を加える事も出来ます。
キーボードの [ ] を押すとY軸の個数を増やす。
キーボードの [ ] を押すとY軸の個数を減らす。
キーボードの [ ] を押すとX軸の個数を増やす。
キーボードの [ ] を押すとX軸の個数を減らす。
[ Shift ] を押しながらドラッグすると縦と横の比率が1:1の正方形のフレームが作成できます。

[ Alt ] (Mac:Option)を押しながらドラッグすると中心から長方形フレームが作成できます。

[ Shift + Alt ] (Mac:Shift + Option)を押しながらドラッグすると中心から正方形フレームが作成可。
[ 長方形フレームツール ] で画面をクリックすると [ 長方形 ] のダイアログ画面が開きます。

[ オプション ] で幅と高さが編集可能。
お好きな値を半角英数で入力すると正確なサイズの矩形フレームが作成できます。

楕円形フレームツール

ドラッグで楕円形のフレームを作成できます。

ドラッグ中にキーボードの [ ↑↓←→ ] を押すと長方形フレームツール同様、楕円形フレームを等間隔で複数作成できます。
[ Shift ] を押しながらドラッグすると縦と横の比率が1:1の正円のフレームが作成できます。

[ Alt ] (Mac:Option)を押しながらドラッグすると中心から楕円形フレームが作成できます。

[ Shift + Alt ] (Mac:Shift + Option)を押しながらドラッグすると中心から正円フレームが作成可。
[ 楕円形フレームツール ] で画面をクリックすると [ 楕円形 ] のダイアログ画面が開きます。

[ オプション ] で幅と高さが編集可能。
お好きな値を入力すると正確なサイズの楕円形フレームが作成できます。

多角形フレームツール

ドラッグで多角形フレームを作成できます。

ドラッグ中にキーボードの [ ↑↓←→ ] を押すと多角形フレームを等間隔で複数作成できます。
[ Shift ] を押しながらドラッグすると縦と横の比率が1:1の多角形フレームが作成できます。

[ Alt ] (Mac:Option)を押しながらドラッグすると中心から多角形フレームが作成できます。

[ Shift + Alt ] (Mac:Shift + Option)を押しながらドラッグすると中心から縦横比が1:1の多角形フレームが作成できます。
[ 多角形フレームツール ] で画面をクリックすると [ 多角形 ] のダイアログ画面が開きます。

[ オプション ] で多角形の幅と多角形の高さ、[ 多角形の設定 ] で頂点の数と星形の比率が編集可能。
お好きな値を入力すると正確なサイズの多角形フレームが作成できます。
多角形から星形オブジェクトを作成
星形の比率に値を入力する事で星形のフレームを作成する事ができます。詳しくは左記リンクで多角形ツールから星形オブジェクトを作る方法を解説しています。

フレームの編集方法

フレームツールで作成したオブジェクトを編集する方法を詳しく解説します。
※InDesign未導入の方はAdobe公式サイトから入手しておきましょう。

フレーム内にテキストや画像を入れる

ツールバーから [ 文字ツール ] を選択します。
サンプルは [ 横組み文字ツール ] を選択。

あとは対象フレームをクリックし、文字を入力しましょう。
[ 選択ツール ] でフレームオブジェクトを選択。
※選択ツールのショートカットは [ V
InDesign画面左上の [ ファイル ] → [ 配置 ] からお好きな画像を選択し、[ 開く ] をクリックすると対象フレーム内に画像を配置できます。
画像の配置はコチラの記事で徹底解説しています。

※リンクで配置する場合は、同じフォルダ内にINDTと画像をまとめておきましょう。
リンクと埋め込みの違い
画像の配置にはリンクと埋め込みが存在します。両者の違いと特性を理解し、適切に使い分ける事をオススメします。詳しくはコチラの記事で解説しています。

フレームを変形する方法

[ 選択ツール ] でフレームオブジェクトを選択。
※選択ツールのショートカットは [ V

フレーム周辺にバウンディングボックスが表示され、白い点が確認できます。
白い点をドラッグするとサイズ変更できます。
[ Shift ] を押しながら四隅の白い点をドラッグすると、縦横比を固定したまま編集可能。

[ Alt ] (Mac:Option)を押しながらドラッグするとフレームの中心から編集可能。

[ Shift + Alt ] (Mac:Shift + Option)を押しながらドラッグするとフレームの中心から縦横比を固定したまま編集する事ができます。
バウンディングボックスよりやや外側にカーソルを合わせ、ドラッグするとフレームを回転する事ができます。

※ [ Shift ] を押しながらドラッグすると45度ずつ回転できます。
バウンディングボックスを使いこなそう
InDesignのバウンディングボックスを使った編集方法を徹底解説しています。併せてチェックされてみませんか?

アピアランスでフレームの外観を編集

[ プロパティパネル ] を開きます。
非表示の場合はInDesign画面上部の [ ウィンドウ ] → [ プロパティ ] で表示可。

プロパティ内の [ 変形 ] で位置とサイズを設定。
[ アピアランス ] でフレームオブジェクトの塗り・線、角、不透明度、効果を設定できます。
長方形、多角形、ペンツールで描いた直線のオブジェクト等は [ ] の設定が可能。

[ 飾り ] 、[ 面取り ] 、[ 角(内側) ] 、[ 角丸(内側) ] 、[ 角丸(外側) ] など、バリエーション豊かな角のデザインにできます。

詳しい設定方法はコチラの記事で解説しています。
効果を使えばフレームオブジェクトにドロップシャドウや光彩、ベベルとエンボス等の表現が追加可。
簡単な質感表現はInDesign上で表現できます。

塗りや線の設定を入れておかないと効果は適用されませんので注意して下さい。

※効果の使い方はコチラの記事で解説しています。

高品質なポートフォリオテンプレート

紙媒体やPDF形式で作成したポートフォリオの品質を手っ取り早く高めるには、高品質なテンプレートの活用が最も効率的かつ効果的です。

商用利用可能で高品質テンプレートばかり厳選!
今まで意識しなかった多くの「気づき」に出会えますよ。

※なお、ポートフォリオ制作はInDesign(インデザイン)を使うのが最も効率的です。
コチラでインデザ初心者の方向けにポートフォリオテンプレートの使い方を詳しく解説しております。

#01 Pink Portfolio Layout

ピンク系のキレイ目カワイイ風ポートフォリオ用テンプレートです。InDesign形式なので文字と画像の差し替えが超楽!
2時間あればポートフォリオが作れます。
編集にはInDesignが必須、未導入の方はInDesign公式サイトから入手しておきましょう。

ダウンロードする

#02 Portfolio Layout with Gray Accents

モノトーン系でどんな作風にも合うポートフォリオ用テンプレートです。イラスト、写真、建築、Web、グッズ…テンプレ選びに迷ったらコレがオススメ!
A4に印刷したポートフォリオ、PDF形式、どちらも短時間で作成可能です。

ダウンロードする

#03 Portfolio Layout with Yellow Accents

黄色が鮮やかでキレイなポートフォリオテンプレートです。
爽やかな画風のイラストにもピッタリ!
クセが無く、ベースデザインとして非常に扱いやすいテンプレートの一つです。

ダウンロードする

#04 Portfolio Template in Pale Green and Mint

収録されているレイアウトパターンが非常に豊富なポートフォリオ用テンプレートです。
作品を大きく見せる、制作過程を見せる、複数見せる、横長作品を画面内に綺麗に収める等、どんなパターンにも当てはめる事が可能ですよ。

ダウンロードする

#05 Minimalist Portfolio Layout

ポートフォリオの表紙には必ずメインビジュアルを入れないとダメか?そんな事はありません。
単色に文字だけで構成した表紙も素敵です。
ページ中身のレイアウトパターンも豊富、あえて表紙をシンプルにする手法もアリですよ。

ダウンロードする

紹介しきれなかったポートフォリオテンプレートや素材
上記のテンプレートはほんの一部。
下記リンクで多数の高品質なポートフォリオテンプレートを紹介しています!

ワンランク上のテンプレート素材

プロが作成した生データを研究する事は重要です。
普段からデザイン業務をされている方にとって自分以外のプロのクリエイターが作成したデータを見る事は日常茶飯事ですが、そうでない方は見る機会がありません。

AdobeStockのテンプレート素材はプロによる高品質な作品ばかり!
全て商用利用可能なので、テキストを変えるだけでそのまま使えます。

制作の手間を格段に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。


InDesignで編集可能なINDT形式で作られた雑誌のテンプレートです。短時間で高品質なページ物のレイアウトが作成できる優れもの!全て商用利用可能です。
高品質な雑誌のレイアウトテンプレート30選


フライヤーでよくある二つ折りのテンプレートを厳選しました。ゼロから作ると時間がかかる二つ折りパンフレットですが、テンプレートを活用すれば文字と画像をはめ込むだけ!
【商用可】二つ折りパンフレットのテンプレート50選


シンプルで使いやすい白黒のポートフォリオテンプレートです。豊富なレイアウトパターンが収録されているので初めてポートフォリオを作られる方にもオススメですよ。もちろん商用利用可能!
高品質な白黒のポートフォリオテンプレート42選


写真をはじめとしたアート作品を掲載するのにピッタリなフォトブックテンプレートです。印刷用途、PDF化、どちらにでも使える便利なテンプレートばかりです。
【商用可】高品質なフォトブックテンプレート24選


お洒落で高品質なカフェメニューのデザインテンプレートを厳選しました。ペライチ、二つ折り、三つ折りなど、よくある高品質なカフェメニューがあっという間に作成可能です。
【商用可】高品質なカフェメニューのテンプレート48選


良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

おわりに

以上、InDesign(インデザイン)に備わっている3種類のフレームツールの使い方と編集方法でした。

インデザインを活用する上でフレームツールは基本的なツールの一つです。
画像の配置、文字の入力など、要素のフレームを作成する上で欠かせません。

ポートフォリオや雑誌、フライヤーや名刺、Webデザイン、UIデザイン等、InDesignを使った様々なクリエイティブを行う上で必ず使うフレームツールの使い方を極めてください!

ではまた!

Illustratorは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、Illustratorも活用されているでしょうか?
まだIllustratorを導入されていない方はAdobe公式サイトから入手できます。
なお、学生や教職員の方は公式サイトの学割コンプリートプランが最強にお得!
Illustratorの使い方はゼロから始めるIllustratorで徹底解説しています。
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ

現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!