【デザイン学生必見!】ポートフォリオをゼロから作ろう!

【InDesign】裁ち落としと印刷可能領域を徹底解説forインデザ初心者

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

InDesign(インデザイン)の裁ち落としと印刷可能領域についてインデザ初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。

インデザインのドキュメント設定を行う上で必要不可欠!
確実なデータ入稿を行うためにも裁ち落としと印刷可能領域について理解を深めてみませんか?

各部の名称について

新規ドキュメントを作成すると左図のガイド線が表示されます。

赤い線:裁ち落とし
スカイブルーの線:印刷可能領域
白い個所:原寸ドキュメントエリア
乳紫色:マージン

※上記ガイドのカラーは初期設定です。

裁ち落としと印刷可能領域を設定

それでは実際にIndDesign(インデザイン)を使って裁ち落としと印刷可能領域の設定を行いましょう。
インデザ未導入の方は事前にAdobe公式サイトから入手しておきましょう。

新規ドキュメント作成時に設定

STEP.1
新規ドキュメントを作成
[ Ctrl + N ] で新規ドキュメントを作成します。
[ ファイル ] → [ 新規 ] → [ ドキュメント ] でも作成可能。

新規ドキュメントのダイアログ画面が開きます。
※サンプルは [ 印刷 ] → [ A4 ] を設定。
STEP.2
プリセットの詳細を設定
右側の [ プリセットの詳細 ] 下部を見てみましょう。

[ 裁ち落としと印刷可能領域 ] がありますね。
クリックすると詳細設定が開きます。

サンプルは下記設定にしました。
裁ち落とし:3mm
印刷可能領域:20mm

※鎖アイコンを有効にすると全ての値が同じになります。

最後に右下の [ レイアウトグリッド ] または [ マージン・段組み ] をクリックします。
FINISH
完成
以上で裁ち落としと印刷可能領域を設定した新規ドキュメントが完成しました。

ドキュメントに裁ち落としと印刷領域のガイドが追加されていますね。

ドキュメント作成後に変更

画面左上の [ ファイル ] → [ ドキュメント設定 ] で行えます。
ショートカットは [ Ctrl + Alt + P ] です。

裁ち落としと印刷可能領域だけでなく、パージ数やページサイズ、マージンなど、作成済みドキュメントの変更が行えます。

裁ち落としの意味

InDesignの新規ドキュメント作成時に裁ち落としを設定しても「設定しただけ」では意味がありません。
裁ち落としに合わせて「塗り足し」を追加しましょう。

裁ち落としの用途

例えば仕上がりサイズがA4サイズで作られた制作物は一回り大きな紙に印刷されます。
(A4サイズの家庭用プリンターならA4で印刷しますが、印刷所は違います。)
そして印刷された紙はまとめて規定サイズに裁断されます。

裁断時に数ミリの誤差が発生するので3mmの塗り足しを作って裁ち落としを設定する必要があるのです。
(500枚入りのA4コピー用紙を大きなカッターで上から押しつけてザクっと切るようなイメージですね。)

背景色が紙の色そのままの場合は不要ですが、一面にイラストや背景オブジェクトを設置する際は裁ち落としエリアいっぱいにする必要があります。

塗り足しの正しい例

左図は塗り足しの正しい例です。
もし裁断時にズレても白い個所が出ません。

塗り足しのダメな例

左図は塗り足しのダメな例です。
ドキュメントサイズまでしか背景が設定されていません。

このまま印刷所に持ち込むと…微妙に白い部分が見える可能性があり、仕上がりが悪くなります。

裁ち落としのエリア外を印刷

例えば左図は裁ち落としが3mm、印刷可能領域を0mmに設定したサンプルです。
印刷可能領域より外側(3mmの塗り足しエリアより外)にオブジェクトを配置しても印刷されません。
左図は裁ち落としが3mm、印刷可能領域を20mmに設定したサンプルです。
担当者等へのコメントなどを入れたい場合は印刷可能領域を追加してみましょう。

印刷してみよう

InDesignを使ってポストカードや名刺等を作成し、自宅のA4プリンター等で出力して確認する方法です。
A4サイズの制作物の場合は用紙サイズを超えるので設定不要です。

STEP.1
プリントを開く
画面左上の [ ファイル ] → [ プリント ] をクリックします。
ショートカットは [ Ctrl + P ] です。

するとプリントのダイアログ画面が開きます。
STEP.2
トンボと裁ち落としの設定
左メニューの [ トンボと裁ち落とし ] をクリック。
下記設定を追加します。

[ すべてのトンボとページ情報を印刷 ] にチェック。
[ ドキュメントの裁ち落とし設定を使用 ] にチェック。
[ 印刷可能領域を含む ] にチェック。

最後に右下の [ プリンター ] をクリック。
FINISH
印刷完了
するとトンボやセンタートンボ、カラーバーにページ情報など、印刷時に必要な情報が追加された状態で印刷できました。

必要に応じて印刷したい要素を設定してください。

PDFに書き出す

InDesign(インデザイン)を使ってデザインした制作物をPDFに書き出す方法についてです。

STEP.1
書き出しを実行
画面左上の [ ファイル ] → [ 書き出し ] をクリックします。
ショートカットは [ Ctrl + E ] です。

書き出しのダイアログ画面が開きます。

ファイルの種類は [ Adobe PDF(プリント) (*.pdf) ] を選択。
名称と場所を決めて [ 保存 ] をクリックしましょう。
STEP.2
Adobe PDF を書き出し設定
[ Adobe PDF を書き出し ] のダイアログ画面が開きます。

左メニューから [ 一般 ] 、[ 圧縮 ] 、[ トンボと裁ち落とし ] 、[ 色分解 ] 、[ 詳細 ] 、[ セキュリティ ] 、[ 概要 ] の設定ができます。

今回は印刷を想定して [ PDF 書き出しプリセット ] → [ 高品質印刷 ] にしました。
他はInDesignの初期設定のままです。
サンプルは [ トンボと裁ち落とし ] の設定に下記を追加。

[ 全てのトンボとページ情報を書き出す ] にチェック。
[ ドキュメントの裁ち落とし設定を使用 ] にチェック。
[ 印刷可能領域を含む ] にチェック。

最後に右下の [ 書き出し ] をクリックします。
FINISH
PDFを開く
書き出されたPDFを開いてみましょう。
トンボやセンタートンボ、カラーバーにページ情報など、印刷時に必要な情報が追加されています。

InDesignで作成したドキュメントをPDFに書き出す事はよくあります。覚えておくと便利ですよ!

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下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

おわりに

以上、InDesign(インデザイン)の裁ち落としと印刷可能領域の設定方法についてでした。

インデザのドキュメント設定を行う上で基本となる個所です。
裁ち落としの意味を理解し、適切なデータを作成してミス無く入稿しましょう。

ではまた!

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