Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。
InDesign(インデザイン)で作成したドキュメントのページを個別でサイズ変更する方法を徹底解説します。
ページサイズだけでなく、マージン・段組みもページ単位で設定が可能。
1つのINDTファイル内で複数のページサイズを設定し、効率的なクリエイティブが行えます。
当記事はインデザ初心者の方にも分かりやすくページサイズの個別変更方法を解説いたします!
当記事では何をするの?
上記のようにInDesignで作成したドキュメントサイズを後から変更する方法を詳しく解説します。
インデザ初心者の方にも分かりやすく解説いたします!
プロパティでページサイズを変更する
それではInDesignで作成したドキュメントのページサイズを個別で変更する方法を解説します。
InDesignを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはInDesign(インデザイン)が必須です。
未導入の方は
InDesign公式サイトでダウンロードしておきましょう。(7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランは
コチラの記事で徹底解説しています。
STEP.1
ドキュメントを準備
InDesignでドキュメントを作成します。
サンプルは計4ページのA4ドキュメントです。
STEP.2
プロパティを開く
[ プロパティパネル ] を開きます。
非表示の場合は [ ウィンドウ ] → [ プロパティ ] から表示可能。
プロパティは対象に対して様々な設定ができる便利パネルです。
[ ページを編集 ] をクリックします。
STEP.3
ページを編集
プロパティ内の [ ページ ] が開きます。
対象ページを選択し、サイズを変更します。
※ [ A-親ページ ] を選択すると親ページを変更。
[ A4 ] をクリックするとプリセットサイズが収録されています。
対象サイズが無ければ [ カスタム ] または [ WとH ] に半角英数で直接値を入力し、[ Enter ] を押すと適用。
サンプルの設定は下記です。
W:150mm
H:150mm
FINISH
完成
指定ページのサイズが変更できました。
InDesignではよくプロパティを使うので覚えておきましょう!
[ マージン・段組み ] も同様にページ単位で変更可能です。
全てのページを一括で変更
[ ファイル ] → [ ドキュメント設定 ] を開きます。
すると全ページのサイズ、マージン・段組み、多と落としと印刷可能領域を一括で変更できます。
※ショートカットは [ Ctrl + Alt + P ]
(Mac:⌘ + Option + P)
ページツールでページサイズを変更する
InDesign特有のツールであるページツールを使ってページサイズを変更する事もできます。
STEP.1
ページツールを選択
インデザ未導入の方は
InDesign公式サイトから入手しておきましょう。
ツールパネルから [
ページツール ] を選択します。
ショートカットは [
Shift +
P ] です。
STEP.2
編集したいページをクリック
編集したいページをクリックします。
するとページ周囲にバウンディングボックスが表示されます。
STEP.3
コントロールを設定
画面上部の [
コントロール ] を見てみましょう。
コントロールが非表示の場合は [
ウィンドウ ] → [
コントロール ] で表示可能。
※ショートカットは [
Ctrl +
Alt +
6 ] (Mac:
⌘ +
Option +
6) です。
基準点、位置、サイズ、用紙の向き等が設定できます。
例えばA4サイズから100mm x 100mmにしたい場合は
W:100mm H:100mm
ドキュメントのY軸の位置を中心に変更したい場合は
基準点:左真中の点 Y:297/2 = 148.5mm
FINISH
変更完了
すると左図のように指定のドキュメントサイズと位置を変更できます。
InDesignは簡単に個別でページ設定ができるので便利ですよ!
未導入の方は
Adobe公式サイトから入手できます。
高品質なポートフォリオテンプレート
紙媒体やPDF形式で作成したポートフォリオの品質を手っ取り早く高めるには、高品質なテンプレートの活用が最も効率的かつ効果的です。
商用利用可能で高品質テンプレートばかり厳選!
今まで意識しなかった多くの「気づき」に出会えますよ。
※なお、ポートフォリオ制作はInDesign(インデザイン)を使うのが最も効率的です。
コチラでインデザ初心者の方向けにポートフォリオテンプレートの使い方を詳しく解説しております。
#01 Pink Portfolio Layout
ピンク系のキレイ目カワイイ風ポートフォリオ用テンプレートです。InDesign形式なので文字と画像の差し替えが超楽!
2時間あればポートフォリオが作れます。
編集にはInDesignが必須、未導入の方は
InDesign公式サイトから入手しておきましょう。
ダウンロードする
#02 Portfolio Layout with Gray Accents
モノトーン系でどんな作風にも合うポートフォリオ用テンプレートです。イラスト、写真、建築、Web、グッズ…テンプレ選びに迷ったらコレがオススメ!
A4に印刷したポートフォリオ、PDF形式、どちらも短時間で作成可能です。
ダウンロードする
#03 Portfolio Layout with Yellow Accents
黄色が鮮やかでキレイなポートフォリオテンプレートです。
爽やかな画風のイラストにもピッタリ!
クセが無く、ベースデザインとして非常に扱いやすいテンプレートの一つです。
ダウンロードする
#04 Portfolio Template in Pale Green and Mint
収録されているレイアウトパターンが非常に豊富なポートフォリオ用テンプレートです。
作品を大きく見せる、制作過程を見せる、複数見せる、横長作品を画面内に綺麗に収める等、どんなパターンにも当てはめる事が可能ですよ。
ダウンロードする
#05 Minimalist Portfolio Layout
ポートフォリオの表紙には必ずメインビジュアルを入れないとダメか?そんな事はありません。
単色に文字だけで構成した表紙も素敵です。
ページ中身のレイアウトパターンも豊富、あえて表紙をシンプルにする手法もアリですよ。
ダウンロードする
紹介しきれなかったポートフォリオテンプレートや素材
上記のテンプレートはほんの一部。
下記リンクで多数の高品質なポートフォリオテンプレートを紹介しています!
ワンランク上のテンプレート素材
プロが作成した生データを研究する事は重要です。
普段からデザイン業務をされている方にとって自分以外のプロのクリエイターが作成したデータを見る事は日常茶飯事ですが、そうでない方は見る機会がありません。
AdobeStockのテンプレート素材はプロによる高品質な作品ばかり!
全て商用利用可能なので、テキストを変えるだけでそのまま使えます。
制作の手間を格段に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。
良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!
おわりに
以上、InDesign(インデザイン)でページのサイズを個別で変更する方法についてでした。
基本的にはドキュメント設定を使ってページ全体を一括で編集する場合が多いです。
しかし場合によってはページ単位でサイズを変更するケースもあります。
ページパネル、プロパティパネル、ページツールを使ってページ単位でカスタマイズしてみましょう。
ではまた!
Illustratorは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、Illustratorも活用されているでしょうか?
まだIllustratorを導入されていない方は
Adobe公式サイトから入手できます。
なお、学生や教職員の方は公式サイトの学割コンプリートプランが最強にお得!
Illustratorの使い方は
ゼロから始めるIllustratorで徹底解説しています。
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ
現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!