Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。
InDesign(インデザイン)でドロップシャドウをはじめとした各種効果を追加する方法と効果一覧をインデザ初心者の方に詳しく解説します。効果でオブジェクトやテキストなどに様々な質感付与ができます。
これからInDesignを始められる方にオススメのコンテンツですよ。
何ができるの?

InDesignで作成したオブジェクトや文字などに代表的なドロップシャドウをはじめとした効果が付与できます。インデザインでクリエイティブを行う際によく使う機能なので是非マスターしておきましょう!
効果の追加・編集の方法
InDesignでオブジェクトや文字に効果を付与・編集する方法を解説します。
InDesignを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはInDesign(インデザイン)が必須です。
未導入の方は
Adobe公式サイトでダウンロードしておきましょう。(7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランは
コチラの記事で徹底解説しています。
効果の追加方法
STEP.2
効果を追加・編集
[
プロパティ ] → [
アピアランス ] → [
fx ] で効果が追加できます。
InDesign画面上部の [
コントロール ] → [
fx ] でも可。
効果内には [ 透明 ] 、[ ドロップシャドウ ] 、[ シャドウ(内側) ] 、[ 光彩(外側) ] 、[ 光彩(内側) ] 、[ ベベルとエンボス ] 、[ サテン ] 、[ 基本のぼかし ] 、[ 方向性のぼかし ] 、[ グラデーションぼかし ] 、[ 効果を消去 ] 、[ 全ての透明を消去 ] 、[ 包括光源 ] が存在します。
サンプルはドロップシャドウを追加しました。
効果の編集画面が開き、ドロップシャドウの詳細設定ができます。
設定後は右下の [ OK ] をクリック。
設定の対象
効果の設定画面左上に [ 設定の対象 ] があり、[ オブジェクト ] 、[ 塗り ] 、[ 線 ] 、[ テキスト ] の4種類から選択できます。基本的にはオブジェクト一択で問題ありません。
FINISH
効果の追加が完了
以上でInDesignで作成したオブジェクトに効果のドロップシャドウが追加できました。
対象となるオブジェクトに効果を複数追加できます。
設定済みの効果を再編集する場合も効果メニューから行いましょう。
効果を高画質化する方法
InDesignの初期設定のままだとドロップシャドウ等の効果がザラっとした低画質になっています。[
環境設定 ] で高画質化する事ができます。詳しい方法は
コチラの記事で解説しております。
効果を消す方法
[ fx ] → [ 効果を消去 ] で全ての効果を削除できます。一時的に効果を無効にしたい場合は効果メニューを開き、左メニューの効果のチェックを外しましょう。
また、[ fx ] → [ すべての透明を消去 ] を適用すれば描画モード、不透明度が初期設定に戻ります。
効果の種類一覧と機能
InDesignで使える効果一覧と各効果で出来る事です。
透明
[ 透明 ] を調整する事でオブジェクトの描画モードや不透明度などが変更できます。オブジェクト同士を重ねて複雑な表現をする際によく使う機能です。
乗算、スクリーン、オーバーレイなどの描画モードはよく使いますよ。
ドロップシャドウ
[ ドロップシャドウ ] はオブジェクトに影を落とせる、使用頻度の高い効果の一つです。ドロップシャドウが濃すぎると野暮ったくなるので注意です。
シャドウ(内側)
[ シャドウ(内側) ] はオブジェクトの内側に影を落とせる効果です。オブジェクトが窪んだような表現ができますよ。
光彩(外側)
[ 光彩(外側) ] はオブジェクトの外側に光彩を追加し、光った様な表現ができる効果です。描画モードを通常にし、カラーを白以外にする事でドロップシャドウの様な使い方もできます。
光彩(内側)
[ 光彩(内側) ] はオブジェクトの内側に光彩を追加できる効果です。リムライトのような表現を追加したい時に使えますよ。
ベベルとエンボス
[ ベベルとエンボス ] はオブジェクトを簡単に立体的にできる効果です。奥行き感のあるオブジェクト表現をしたい時に使える機能です。
サテン
[ サテン ] は単体で使う事が少ない効果ですが、金属やガラスの表現などをよりリアルにしたい時の仕上げ等で使う効果です。
基本のぼかし
[ 基本のぼかし ] を使えば対象オブジェクトをぼかす事ができます。Photoshopのぼかし(ガウス)の簡易版みたいなイメージですね。
方向性のぼかし
[ 方向性のぼかし ] を使えば対象オブジェクトを任意の方向へぼかす事ができます。またぼかす角度を変更する事も可能ですよ。
グラデーションぼかし
[ グラデーションぼかし ] は対象オブジェクトをグラデーションエディタで徐々にぼかす事ができます。ぼかし機能の中でも特によく使いますよ。
包括光源
[ 包括光源 ] を使えば効果に適用している光源を一括で変更できます。例えば [ ドロップシャドウ ] 、[ シャドウ(内側) ] を適用し、共に [ 包括光源を使用 ] にチェックを入れます。
あとは [ 包括光源 ] の角度や高度を変更すると一括で光源の向きが変えられます。
高品質なポートフォリオテンプレート
紙媒体やPDF形式で作成したポートフォリオの品質を手っ取り早く高めるには、高品質なテンプレートの活用が最も効率的かつ効果的です。
商用利用可能で高品質テンプレートばかり厳選!
今まで意識しなかった多くの「気づき」に出会えますよ。
※なお、ポートフォリオ制作はInDesign(インデザイン)を使うのが最も効率的です。
コチラでインデザ初心者の方向けにポートフォリオテンプレートの使い方を詳しく解説しております。
#01 Pink Portfolio Layout
ピンク系のキレイ目カワイイ風ポートフォリオ用テンプレートです。InDesign形式なので文字と画像の差し替えが超楽!
2時間あればポートフォリオが作れます。
編集にはInDesignが必須、未導入の方は
InDesign公式サイトから入手しておきましょう。
ダウンロードする
#02 Portfolio Layout with Gray Accents
モノトーン系でどんな作風にも合うポートフォリオ用テンプレートです。イラスト、写真、建築、Web、グッズ…テンプレ選びに迷ったらコレがオススメ!
A4に印刷したポートフォリオ、PDF形式、どちらも短時間で作成可能です。
ダウンロードする
#03 Portfolio Layout with Yellow Accents
黄色が鮮やかでキレイなポートフォリオテンプレートです。
爽やかな画風のイラストにもピッタリ!
クセが無く、ベースデザインとして非常に扱いやすいテンプレートの一つです。
ダウンロードする
#04 Portfolio Template in Pale Green and Mint
収録されているレイアウトパターンが非常に豊富なポートフォリオ用テンプレートです。
作品を大きく見せる、制作過程を見せる、複数見せる、横長作品を画面内に綺麗に収める等、どんなパターンにも当てはめる事が可能ですよ。
ダウンロードする
#05 Minimalist Portfolio Layout
ポートフォリオの表紙には必ずメインビジュアルを入れないとダメか?そんな事はありません。
単色に文字だけで構成した表紙も素敵です。
ページ中身のレイアウトパターンも豊富、あえて表紙をシンプルにする手法もアリですよ。
ダウンロードする
紹介しきれなかったポートフォリオテンプレートや素材
上記のテンプレートはほんの一部。
下記リンクで多数の高品質なポートフォリオテンプレートを紹介しています!
ワンランク上のテンプレート素材
プロが作成した生データを研究する事は重要です。
普段からデザイン業務をされている方にとって自分以外のプロのクリエイターが作成したデータを見る事は日常茶飯事ですが、そうでない方は見る機会がありません。
AdobeStockのテンプレート素材はプロによる高品質な作品ばかり!
全て商用利用可能なので、テキストを変えるだけでそのまま使えます。
制作の手間を格段に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。
良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!
おわりに
以上、InDesign(インデザイン)の効果の使い方と効果一覧についてでした。
ドロップシャドウなどの簡単なエフェクトならInDesign上で作ってしまうのが一番楽です。基本的にはPhotoshopのレイヤースタイルと同じ操作系なので簡単に使いこなせますよ。
インデザインを使ったクリエイティブをより効率的にこなす為に効果を上手く使いこなしてください!
ではまた!
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ
現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!