【デザイン学生必見!】
ポートフォリオをゼロから作ろう!

【InDesign】テキストから画像生成などの生成AI系機能を徹底解説

記事内にプロモーションを含む場合があります
Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。

InDesign(インデザイン)の生成AI系機能をインデザ初心者の方に分かりやすく解説します。
バージョン20.0でついにInDesignにも生成技術が搭載されました。

テキストから画像生成・生成拡張など、AdobeFireflyの生成AI技術を活用し、素材となる画像が無くてもテキストを入力するだけでゼロから生成可能!
インデザインをより効率的に活用されたい方は必見ですよ!

生成AIで何ができるの?

上記の様にInDesignの生成AIを使えばテキストから画像生成をしたり、フレームの大きさに足りない画像を自動的に補完する事ができます。
画像の準備や編集の手間が大幅に削減できるので時短に繋がるチート機能ですよ!

生成AIの使い方

それではInDesign(インデザイン)の生成AIを使ってみましょう。
インデザ初心者の方でも活用できますよ!

InDesignを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはInDesign(インデザイン)が必須です。
未導入の方はInDesign公式サイトでダウンロードしておきましょう。(7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

必要なパネル類を表示しておく

InDesign画面上部の [ ウィンドウ ] 内にある [ テキストから画像生成 ] と [ コンテキストタスクバー ] にチェックを入れておきましょう。

※選択オブジェクトの下部にコンテキストタスクバーが表示されて邪魔な場合はコンテキストタスクバー右端にある [ ] をクリックし [ バーの位置をピン留め ] して画面の隅に配置しておくと良いですよ。

テキストから画像生成

STEP.1
任意のフレームを作成
任意のフレームを作成します。
サンプルは [ 長方形フレームツール ] を使用しました。
STEP.2
テキストから画像生成
フレーム下部にコンテキストタスクバーが表示されます。
※非表示の場合は [ ウィンドウ ] → [ コンテキストタスクバー ] で表示可。

[ テキストから画像生成 ] をクリックしましょう。
テキストから画像生成の編集画面が開きます。
生成したい画像のプロンプトを入力します。
サンプルは「朝食のトーストと目玉焼きとトマト」と入力しました。(右側のサムネールをクリックするとサンプルプロンプトが自動入力されます。)

その他は下記設定にしました。
縦横比:フレーム寸法
コンテンツの種類:写真

入力後は [ 生成 ] をクリック。
STEP.3
画像が生成される
しばらくすると画像がテキストと画像生成のパネル内に3パターン生成されます。

生成された画像は通常通り配置した画像と同じように [ 選択ツール ] でサイズや位置の調整ができます。
STEP.4
生成画像を調整・再出力
[ テキストから画像生成 ] のパネルを開きます。
[ 詳細 ] をクリックすると再度画像生成の編集ができます。
先程は写真を生成しましたが、コンテンツの種類を [ アート ] にする事でイラストタッチの生成画像が作れます。
左図はアートにチェックを入れた生成画像です。
リアルなイラスト風のタッチで生成されましたね。
左図は [ スタイル効果 ] の [ 色の爆発 ] にチェックを入れて生成したイラストです。

いずれもプロンプトは同じで、タッチを変更した生成イラストですよ。

生成拡張

STEP.1
フレームに画像を配置
任意のフレームを作成し、画像を配置します。(コンテキストタスクバー内の [ 画像を読み込む ] で可能。)
生成した画像でも構いません。

フレームサイズに対して画像が足りていませんね。
STEP.2
生成拡張を実行
フレーム下部にコンテキストタスクバー内の [ 生成拡張 ] をクリック。
STEP.3
画像が補完される
元画像の雰囲気を維持したまま拡張したい場合は、プロンプトは空欄のままにして [ 生成 ] をクリックしましょう。

以上でフレームの大きさに合わせて足りない部分が補完された画像が生成できました。
PhotoshopでレタッチしてからInDesignに配置という手順を踏まずに作業ができるので、大幅な時短ができますよ!

商用利用可能な高品質テンプレート

商用利用ができる高品質なデザインテンプレートを厳選しました!
制作時間を大幅に短縮でき、尚且つ品質の向上が可能な優秀な素材ばかりです。

制作の手間を格段に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。


例えばクリエイターの就職や転職に必須のポートフォリオ。
プロのテンプレートで美しいレイアウトや余白、文字サイズが一瞬で作成可能。内定獲得の可能性が格段にアップします!
厳選!ポートフォリオ用テンプレート40選


紙素材のポートフォリオだけでなく、デジタル媒体に特化したポートフォリオも作成しておくと就職や仕事を獲得する上で有利です。他者と差をつけてより高みを目指してみませんか?
デジタル媒体向けポートフォリオテンプレ素材35選


デザイン制作を学ぶ導入としてオススメの名刺デザイン。
想像だけで作るとイマイチになりがちですが、良質なテンプレートを元に作るだけで吸収できる情報の質が段違い!
相手に舐められない名刺テンプレート50選


バナーはフォトショップの練習をする上で良質な教材です。
中途半端な素材を参考にせず、高品質なテンプレートを参考にするだけで学習効率が大幅に向上しますよ。
ハイクオリティなバナーテンプレート50選


AI形式で作られた高品質なフライヤーのテンプレート50選です。画像と文字を差し替えるだけ、超短時間でハイクオリティなフライヤーが作成可能!
様々なフライヤーのテンプレート50選


制作物の説得力を高められる高品質なモックアップ素材を厳選しました。ゼロからモックを準備するには膨大な労力が必要ですが、素材を使えば一瞬!
様々なモックアップテンプレート50選


良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

ワンランク上のテンプレート素材

プロが作成した生データを研究する事は重要です。
普段からデザイン業務をされている方にとって自分以外のプロのクリエイターが作成したデータを見る事は日常茶飯事ですが、そうでない方は見る機会がありません。

AdobeStockのテンプレート素材はプロによる高品質な作品ばかり!
全て商用利用可能なので、テキストを変えるだけでそのまま使えます。

制作の手間を格段に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。


InDesignで編集可能なINDT形式で作られた雑誌のテンプレートです。短時間で高品質なページ物のレイアウトが作成できる優れもの!全て商用利用可能です。
高品質な雑誌のレイアウトテンプレート30選


フライヤーでよくある二つ折りのテンプレートを厳選しました。ゼロから作ると時間がかかる二つ折りパンフレットですが、テンプレートを活用すれば文字と画像をはめ込むだけ!
【商用可】二つ折りパンフレットのテンプレート50選


シンプルで使いやすい白黒のポートフォリオテンプレートです。豊富なレイアウトパターンが収録されているので初めてポートフォリオを作られる方にもオススメですよ。もちろん商用利用可能!
高品質な白黒のポートフォリオテンプレート42選


写真をはじめとしたアート作品を掲載するのにピッタリなフォトブックテンプレートです。印刷用途、PDF化、どちらにでも使える便利なテンプレートばかりです。
【商用可】高品質なフォトブックテンプレート24選


お洒落で高品質なカフェメニューのデザインテンプレートを厳選しました。ペライチ、二つ折り、三つ折りなど、よくある高品質なカフェメニューがあっという間に作成可能です。
【商用可】高品質なカフェメニューのテンプレート48選


良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

おわりに

以上、InDesign(インデザイン)の生成AI機能の使い方と作例についてでした。

テキストから画像生成と生成拡張はPhotoshopには以前から搭載されていましたが、バージョン20.0でInDesignに搭載されました。
この生成AI機能によってPhotoshop作業が大幅に削減できるので作業効率化に繋がります。

雑誌やポートフォリオといったページ物の作成に欠かせないInDesignを使いこなし、日々のクリエイティブを更に加速させてください!

ではまた!

Illustratorは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、Illustratorも活用されているでしょうか?
まだIllustratorを導入されていない方はAdobe公式サイトから入手できます。
なお、学生や教職員の方は公式サイトの学割コンプリートプランが最強にお得!
Illustratorの使い方はゼロから始めるIllustratorで徹底解説しています。
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ

現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!