【デザイン学生必見!】
ポートフォリオをゼロから作ろう!

【InDesign】パスファインダーの使い方forインデザ初心者

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Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。

InDesign(インデザイン)のパスファインダーの使い方をインデザ初心者の方に詳しく解説します。

複雑なオブジェクトをInDesignで作る際に活躍するパスファインダーパネルが、ゼロから使いこなせるようになるコンテンツです。
ポートフォリオや雑誌、フライヤーや名刺をはじめとした紙面デザイン、Webサイトやバナー等のUIデザインなどを効率的にできる機能を身に付けてみませんか?

これからInDesignを始められる方、より詳しくインデザインの使い方を学びたい方にオススメですよ!

パスファインダーの場所

InDesign画面上部の [ ウィンドウ ] → [ オブジェクトとレイアウト ] → [ パスファインダー ] から表示可能。
※パスファインダーのショートカットは [ Ctrl + Shift + F9 ] (Mac:⌘ + Shift + F9)

パスの使い方

それではInDesignのパスファインダーに搭載されている [ パス ] の使い方から解説します。
インデザ初心者の方にも再現できるように詳しく解説いたします!

InDesignを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはInDesign(インデザイン)が必須です。
未導入の方はInDesign公式サイトでダウンロードしておきましょう。(7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

パスの結合

オープンパス、または2つのオープンパスのオブジェクトを [ 選択ツール ] で選択します。

パスファインダーパネルを開き、[ パス ] → [ パスの結合 ] をクリック。
すると単体のオープンパスをクローズパスに、2つのオープンパスは結合できます。

パスを開く・パスを閉じる

クローズパスを [ 選択ツール ] で選択します。

パスファインダーパネルを開き、[ パス ] → [ パスを開く ] をクリック。
するとクローズパスをオープンパスにできます。

オープンパスに対して [ パスを閉じる ] を適用するとクローズパスにできます。

パスの反転

オブジェクトのパスの向きを反転できます。
例えば線に矢印の設定を追加し、パスを反転すると分かりやすいですよ。

※線の詳細設定はコチラの記事で詳しく解説しています。

パスファインダーの使い方

InDesignのパスファインダーの5つの機能を解説します。
複数のオブジェクトを使ったグラフィック作成テクニックの基本となり、一番よく使う機能です。
※インデザ未導入の方は事前にInDesign公式サイトから入手しておきましょう。

合体

合体したいオブジェクトを [ 選択ツール ] で選択。

[ パスファインダー ] → [ 合体 ] をクリックすると、選択したオブジェクトを1つのオブジェクトへ合体する事ができます。

※塗りや線は前面にあるオブジェクトの情報が優先されます。

前面オブジェクトで型抜き

対象となるオブジェクトを [ 選択ツール ] で選択。

[ パスファインダー ] → [ 前面オブジェクトで型抜き ] をクリックすると、最前面オブジェクトで背面オブジェクトを型抜きできます。
左図のような三日月などの形状が簡単に作成可。

※背面にあるオブジェクトの塗りと線が優先。

交差

対象となるオブジェクトを [ 選択ツール ] で選択。

[ パスファインダー ] → [ 交差 ] をクリックすると、選択オブジェクトの重なり合う部分のみ残す事ができます。

※手前にあるオブジェクトの塗りと線が優先。

中マド

対象となるオブジェクトを [ 選択ツール ] で選択。

[ パスファインダー ] → [ 中マド ] をクリックすると、選択オブジェクトの重なり合う部分以外を残す事ができます。

※手前にあるオブジェクトの塗りと線が優先。

背面オブジェクトで型抜き

対象となるオブジェクトを [ 選択ツール ] で選択。

[ パスファインダー ] → [ 背面オブジェクトで型抜き ] をクリックすると、背面オブジェクトで手前のオブジェクトを型抜きできます。

※手前にあるオブジェクトの塗りと線が優先。

シェイプを変換の使い方

パスファインダーパネルの [ シェイプを変換 ] にある各種図形アイコンをクリックすると、既存のオブジェクトを対象図形に変換できます。

長方形、角丸長方形、面取り長方形、角丸長方形(内側)、楕円、三角形、多角形、線、垂直または水平の線に変換できます。

ポイントを変換の使い方

[ ダイレクト選択ツール ] でアンカーポイントを選択し、[ ポイントを変換 ] のアイコンをクリックすると、アンカーポイントが変換できます。

標準:方向線を持たないアンカーポイントに変換
角:左右が独立した方向線に変換
スムーズ:スムーズな曲線に変換
左右対称:左右対称の方向線の曲線に変換

高品質なポートフォリオテンプレート

紙媒体やPDF形式で作成したポートフォリオの品質を手っ取り早く高めるには、高品質なテンプレートの活用が最も効率的かつ効果的です。

商用利用可能で高品質テンプレートばかり厳選!
今まで意識しなかった多くの「気づき」に出会えますよ。

※なお、ポートフォリオ制作はInDesign(インデザイン)を使うのが最も効率的です。
コチラでインデザ初心者の方向けにポートフォリオテンプレートの使い方を詳しく解説しております。

#01 Pink Portfolio Layout

ピンク系のキレイ目カワイイ風ポートフォリオ用テンプレートです。InDesign形式なので文字と画像の差し替えが超楽!
2時間あればポートフォリオが作れます。
編集にはInDesignが必須、未導入の方はInDesign公式サイトから入手しておきましょう。

ダウンロードする

#02 Portfolio Layout with Gray Accents

モノトーン系でどんな作風にも合うポートフォリオ用テンプレートです。イラスト、写真、建築、Web、グッズ…テンプレ選びに迷ったらコレがオススメ!
A4に印刷したポートフォリオ、PDF形式、どちらも短時間で作成可能です。

ダウンロードする

#03 Portfolio Layout with Yellow Accents

黄色が鮮やかでキレイなポートフォリオテンプレートです。
爽やかな画風のイラストにもピッタリ!
クセが無く、ベースデザインとして非常に扱いやすいテンプレートの一つです。

ダウンロードする

#04 Portfolio Template in Pale Green and Mint

収録されているレイアウトパターンが非常に豊富なポートフォリオ用テンプレートです。
作品を大きく見せる、制作過程を見せる、複数見せる、横長作品を画面内に綺麗に収める等、どんなパターンにも当てはめる事が可能ですよ。

ダウンロードする

#05 Minimalist Portfolio Layout

ポートフォリオの表紙には必ずメインビジュアルを入れないとダメか?そんな事はありません。
単色に文字だけで構成した表紙も素敵です。
ページ中身のレイアウトパターンも豊富、あえて表紙をシンプルにする手法もアリですよ。

ダウンロードする

紹介しきれなかったポートフォリオテンプレートや素材
上記のテンプレートはほんの一部。
下記リンクで多数の高品質なポートフォリオテンプレートを紹介しています!

ワンランク上のテンプレート素材

プロが作成した生データを研究する事は重要です。
普段からデザイン業務をされている方にとって自分以外のプロのクリエイターが作成したデータを見る事は日常茶飯事ですが、そうでない方は見る機会がありません。

AdobeStockのテンプレート素材はプロによる高品質な作品ばかり!
全て商用利用可能なので、テキストを変えるだけでそのまま使えます。

制作の手間を格段に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。


InDesignで編集可能なINDT形式で作られた雑誌のテンプレートです。短時間で高品質なページ物のレイアウトが作成できる優れもの!全て商用利用可能です。
高品質な雑誌のレイアウトテンプレート30選


フライヤーでよくある二つ折りのテンプレートを厳選しました。ゼロから作ると時間がかかる二つ折りパンフレットですが、テンプレートを活用すれば文字と画像をはめ込むだけ!
【商用可】二つ折りパンフレットのテンプレート50選


シンプルで使いやすい白黒のポートフォリオテンプレートです。豊富なレイアウトパターンが収録されているので初めてポートフォリオを作られる方にもオススメですよ。もちろん商用利用可能!
高品質な白黒のポートフォリオテンプレート42選


写真をはじめとしたアート作品を掲載するのにピッタリなフォトブックテンプレートです。印刷用途、PDF化、どちらにでも使える便利なテンプレートばかりです。
【商用可】高品質なフォトブックテンプレート24選


お洒落で高品質なカフェメニューのデザインテンプレートを厳選しました。ペライチ、二つ折り、三つ折りなど、よくある高品質なカフェメニューがあっという間に作成可能です。
【商用可】高品質なカフェメニューのテンプレート48選


良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

おわりに

以上、InDesign(インデザイン)のパスファインダーの使い方についてでした。

オブジェクトを合体したり前面オブジェクトで型抜きするだけでなく、オープンパスのオブジェクトを結合させる事もできます。
InDesign上でデザインのあしらいを作りたい時などで活躍する基本的なオブジェクト作成テクニックです。

フライヤーや名刺、雑誌やポートフォリオ等の印刷物の作成をはじめとしたクリエイティブでよく使う機能なので、是非使い方をマスターしてください!

ではまた!

Illustratorは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、Illustratorも活用されているでしょうか?
まだIllustratorを導入されていない方はAdobe公式サイトから入手できます。
なお、学生や教職員の方は公式サイトの学割コンプリートプランが最強にお得!
Illustratorの使い方はゼロから始めるIllustratorで徹底解説しています。
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ

現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!