【デザイン学生必見!】
ポートフォリオをゼロから作ろう!

【InDesign】レビュー用に共有の使い方を徹底解説forインデザ初心者

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Webデザイナー、UI/UXデザイナーの@sdesignlaboです。

InDesign(インデザイン)の「レビュー用に共有」の使い方をインデザ初心者の方に詳しく解説します。

対象のINDDファイルをチームで共有し、コメント等を追加してレビューできる機能です。
要は修正内容の指示、InDesignで修正作業、そして修正内容の確認、作業の完了までの流れを超効率化できる機能、それが「レビュー用に共有」です。

チーム制作では欠かせない機能の「レビュー用に共有」をゼロからマスターして効率化しませんか?
これからInDesignを始められる方、より詳しくインデザインの使い方を学びたい方にオススメですよ!

レビュー用に共有の使い方

それではInDesign(インデザイン)のレビュー用に共通の使い方を解説します。
インデザ初心者の方にも再現できるように詳しく解説いたします!

InDesignを導入しましょう
当記事の内容を実践するにはInDesign(インデザイン)が必須です。
未導入の方はInDesign公式サイトでダウンロードしておきましょう。(7日間の無料体験が可能)
なお、AdobeCCのプランはコチラの記事で徹底解説しています。

共有ファイルにする

STEP.1
ドキュメントを準備
InDesignでレビュー用に共有したいファイルを作成します。

サンプルはPortfolio Layout with Gray Accentsを使ったポートフォリオで解説します。
画像と文字を差し替えるだけで高品質なオリジナルのポートフォリオが作れる優秀なテンプレートですよ。
STEP.2
レビュー用に共有をクリック
InDesign画面右上の [ 共有 ] → [ レビュー用に共有 ] をクリックします。
青色のボタンなので目立ちます。
次に表示されるタイトルは任意で入力し、[ 作成 ] をクリック。
STEP.3
共有ファイルの完成
共有ファイルとしてクラウドにアップロードされました。

[ 共有者を追加 ] をクリックするとレビュー用のメンバーを追加できます。
ディレクター、デザイナー、営業等、作品制作に関わるスタッフを追加しましょう。

右下の [ ] をクリックすると下記操作が可能。
・レビューを新規作成
・レビューを削除
・レビューをWebで管理
リンクを更新すると最新ファイルが反映
元ファイルを修正し、最新がファイルをレビュー用として使いたい場合は [ リンクを更新 ] をクリックしましょう。最新のファイルがレビュー対象として閲覧できます。

レビューを追加・編集

CreativeCloudでレビューを追加・編集を行いましょう。
※AdobeCC未導入の方は事前にAdobe公式サイトから入手しておきましょう。

STEP.1
リンクをクリック
青色のリンクをクリックすると規定のブラウザでレビュー画面が開きます。
任意のブラウザで開きたい場合はリンク左のアイコンをクリックしてURLをコピーし、貼り付けてアクセスしましょう。
STEP.2
レビュー画面
レビュー用に共有の画面です。

レビューに追記できる機能は下記です。
・ピン留め
・テキストをハイライト
・テキストに打ち消し線を引く
・テキストを置換
・シェイプを描く
画面左上のアイコンをクリックするとページサムネールを表示できます。

画面右下のアイコンでもページ送りや画面の拡縮などの操作ができます。
STEP.3
レビューする
例えば [ ピン留め ] でコメントを追加したい個所をクリックします。
後は右上の [ コメントを追加 ] に記述して [ 送信 ] をクリックしましょう。

コメントの追加がスプレッドに反映されました。
同様の手順で [ テキストをハイライト ] 、[ テキストに打ち消し線を引く ] 、[ テキストを置換 ] 、[ シェイプを描く ] でコメントを追加した例です。

スプレッド内で返信などのやり取りも可能。
作業が完了したら [ 解決 ] をクリック、編集と削除は [ ] で行いましょう。
CreativeCloudの管理画面
レビュー画面左上の矢印アイコンをクリックするとCreativeCloudの管理画面が開きます。
クラウドドキュメント、公開用のアイテム、同期済みファイル、モバイル作品等が確認、編集・削除できます。

InDesign上でレビューを確認

STEP.1
レビューを確認
InDesignで先程のポートフォリオのINDDを確認してみましょう。(サンプルのポートフォリオテンプレートはコチラの記事で使い方を解説しています。)

レビューが追加されている事が確認できます。
※レビューパネルが非表示の場合は、InDesign画面上部の [ ウィンドウ ] → [ コメント ] → [ レビュー ] で表示可。
STEP.2
レビュー内容を反映
レビュー内容を反映しましょう。

例えば置換テキストの個所をクリックすると対象個所がアクティブになります。
文字の差し替え作業が完了した後に、修正した旨を返信します。
STEP.3
最新のINDDにリンクを更新
修正が完了したらInDesign画面右上の [ 共有 ] → [ レビュー用に共有 ] → [ リンクを更新 ] をクリックし、最新版のINDDをアップロードするのを忘れずに。
STEP.4
確認し、解決をクリック
レビューのリンクを開き、更新すると最新版の内容が確認できました。
肩書が変更されていますね。
指摘コメントを記述した人が [ 解決 ] をクリックし、以上で修正完了です。
他のコメントの個所も同じ手順で修正、確認、完了を行いましょう。

InDesignとAdobeアカウントがあれば簡単にレビューが行える非常に便利な機能です。
修正作業の手間を大幅に軽減できるので、チームで作業を行う際に重宝しますよ。

※インデザイン未導入の方はAdobe公式サイトからダウンロードできますよ。
レビューが消えて編集できない時は?
操作を行っているとレビューが消えて追加できなくなる事があります。

InDesignの画面右上の [ 共有 ] → [ レビュー用に共有 ] → [ リンクを更新 ] をクリックしましょう。最新のINDDファイルをアップロードすればレビューが表示されます。

高品質なポートフォリオテンプレート

紙媒体やPDF形式で作成したポートフォリオの品質を手っ取り早く高めるには、高品質なテンプレートの活用が最も効率的かつ効果的です。

商用利用可能で高品質テンプレートばかり厳選!
今まで意識しなかった多くの「気づき」に出会えますよ。

※なお、ポートフォリオ制作はInDesign(インデザイン)を使うのが最も効率的です。
コチラでインデザ初心者の方向けにポートフォリオテンプレートの使い方を詳しく解説しております。

#01 Pink Portfolio Layout

ピンク系のキレイ目カワイイ風ポートフォリオ用テンプレートです。InDesign形式なので文字と画像の差し替えが超楽!
2時間あればポートフォリオが作れます。
編集にはInDesignが必須、未導入の方はInDesign公式サイトから入手しておきましょう。

ダウンロードする

#02 Portfolio Layout with Gray Accents

モノトーン系でどんな作風にも合うポートフォリオ用テンプレートです。イラスト、写真、建築、Web、グッズ…テンプレ選びに迷ったらコレがオススメ!
A4に印刷したポートフォリオ、PDF形式、どちらも短時間で作成可能です。

ダウンロードする

#03 Portfolio Layout with Yellow Accents

黄色が鮮やかでキレイなポートフォリオテンプレートです。
爽やかな画風のイラストにもピッタリ!
クセが無く、ベースデザインとして非常に扱いやすいテンプレートの一つです。

ダウンロードする

#04 Portfolio Template in Pale Green and Mint

収録されているレイアウトパターンが非常に豊富なポートフォリオ用テンプレートです。
作品を大きく見せる、制作過程を見せる、複数見せる、横長作品を画面内に綺麗に収める等、どんなパターンにも当てはめる事が可能ですよ。

ダウンロードする

#05 Minimalist Portfolio Layout

ポートフォリオの表紙には必ずメインビジュアルを入れないとダメか?そんな事はありません。
単色に文字だけで構成した表紙も素敵です。
ページ中身のレイアウトパターンも豊富、あえて表紙をシンプルにする手法もアリですよ。

ダウンロードする

紹介しきれなかったポートフォリオテンプレートや素材
上記のテンプレートはほんの一部。
下記リンクで多数の高品質なポートフォリオテンプレートを紹介しています!

ワンランク上のテンプレート素材

プロが作成した生データを研究する事は重要です。
普段からデザイン業務をされている方にとって自分以外のプロのクリエイターが作成したデータを見る事は日常茶飯事ですが、そうでない方は見る機会がありません。

AdobeStockのテンプレート素材はプロによる高品質な作品ばかり!
全て商用利用可能なので、テキストを変えるだけでそのまま使えます。

制作の手間を格段に軽減してくれるだけでなく、スキルアップの為の教材としても最適ですよ。


InDesignで編集可能なINDT形式で作られた雑誌のテンプレートです。短時間で高品質なページ物のレイアウトが作成できる優れもの!全て商用利用可能です。
高品質な雑誌のレイアウトテンプレート30選


フライヤーでよくある二つ折りのテンプレートを厳選しました。ゼロから作ると時間がかかる二つ折りパンフレットですが、テンプレートを活用すれば文字と画像をはめ込むだけ!
【商用可】二つ折りパンフレットのテンプレート50選


シンプルで使いやすい白黒のポートフォリオテンプレートです。豊富なレイアウトパターンが収録されているので初めてポートフォリオを作られる方にもオススメですよ。もちろん商用利用可能!
高品質な白黒のポートフォリオテンプレート42選


写真をはじめとしたアート作品を掲載するのにピッタリなフォトブックテンプレートです。印刷用途、PDF化、どちらにでも使える便利なテンプレートばかりです。
【商用可】高品質なフォトブックテンプレート24選


お洒落で高品質なカフェメニューのデザインテンプレートを厳選しました。ペライチ、二つ折り、三つ折りなど、よくある高品質なカフェメニューがあっという間に作成可能です。
【商用可】高品質なカフェメニューのテンプレート48選


良質な素材をもっと見る
上記で紹介しているテンプレートはごく一部。
下記記事で良質な素材を紹介しております。併せてチェックしてください!

おわりに

以上、InDesign(インデザイン)でレビュー用に共有を使う方法についてでした。

チーム制作等、複数人で作品をチェック・レビューを行う際に非常に便利な機能です。
わざわざ印刷して手書きで校正…といった面倒な手順は不要!
全てCreativeCloud上で完結するので非常に効率的なレビューが行えます。

また、レビュー内容はInDesign上でも確認でき、修正作業を容易にしてくれます。
修正後の内容確認、そしてステータスの完了まで非常にスムーズに行えるので時短に繋がります。

InDesignはレビュー機能が非常に優れているので使わない手は無いですよ!

ではまた!

Illustratorは活用されていますか?
Photoshopだけでなく、Illustratorも活用されているでしょうか?
まだIllustratorを導入されていない方はAdobe公式サイトから入手できます。
なお、学生や教職員の方は公式サイトの学割コンプリートプランが最強にお得!
Illustratorの使い方はゼロから始めるIllustratorで徹底解説しています。
目次一覧
ゼロから始めるシリーズ

現役デザイナーが教えるIllustrator、Photoshop、ポートフォリオ講座の目次です。
デザイン未経験からプロを目指しましょう!