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就活生必見!ポートフォリオって何?詳しく解説します。

この記事を読むのに必要な時間は約 27 分です。

「ポートフォリオ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
デザイン系や制作をされている方は馴染み深い単語かもしれません。

ポートフォリオ(英語:Portfolio)とは、書類を運ぶ平らなケースを意味する。紙入れ、札入れを意味する イタリア語: portafoglio に語源を持つ。かばんや書類ケース、ファイルフォルダがそれにあたる。さらに、その集められた資料や情報そのもの全体を意味する場合もある。


Wikipedia

Wikipediaを見ると…色々と書いてありますね。
今回は学生さん向けデザイン系業界への就職を前提としたポートフォリオ制作に関する基礎知識ついて解説してみたいと思います。

ポートフォリオとは?

ポートフォリオは 一言で説明すると「作品集」です。

WEBデザイナ、イラストレーター、CGデザイナ、DTPデザイナ等、プロフィール等と共に今までに手掛けてきた作品を冊子やサイト等の媒体にまとめて掲載し、自身の作品や自身ができる事を他者にアピールするためのツールです。

作品を通して自分がどういう人間であるかを伝える為に必要なものです。

ポートフォリオを通じて自身を表現

ポートフォリオはデザインやイラストレーション、WEBやCG作品、写真やデッサンといった作品を印刷・ファイリングしたものです。

自身がどういった作品を制作してきたのか、どういう経験をしてきたのか、どういう作品を好んでいるのか、何ができるのかといった自身の情報をポートフォリオを見る側に伝えることが目的です。

ポートフォリオ制作&転職を最短で実現しよう

MATCHBOX はマイナビクリエイターが提供している無料ポートフォリオ作成サービスです。
作品とテキストを入れるだけでポートフォリオが作成できます。PDF出力ができるので紙媒体とWeb媒体の両方を同時に作成可能!

無料で使えるMATCHBOX を活用し、最短でポートフォリオ制作とクリエイティブ業界への転職を実現しましょう。

制作系への就職、仕事を獲得する際に必要

ポートフォリオはデザイン業界や制作業界で就職、仕事をゲットする際の必須アイテムです。

話術が長けていれば話は変わってくるでしょうが、基本的にポートフォリオが無ければ採用担当に
「はぁ?ポートフォリオ無しでよく来たね」って舐めきった顔をされる事間違いなしです。

ちなみに私は持たずに行ったことがあります。見事に落ちました、ははっ。
なのでデザイン系業種の方は必ず一つは制作しておいた方が良いでしょう。

なお業界別ポートフォリオについては下記で紹介しております。

【就活生向け】業界別ポートフォリオの作例 ゲーム業界・WEB業界・イラストレーター
クリエイティブ業界のお仕事って何があるの?
クリエイティブ業界に関するお仕事をまとめました。
「ゲームやデザイン業界に興味があるけど、何するの?」と疑問に思われている方は必見!
コチラでクリエイティブ業界のデザイン業をリスト化しています。
ぜひ自身の興味がある世界を見つけてください!

ポートフォリオは何で作る?

IllustratorとPhotoshopが必要

ポートフォリオの作り方ですが、よくあるのがIllustratorとPhotoshopを使って作成する形式です。デザイン業務には必須ソフトと言っても過言ではないIllustratorとPhotoshop。
この2本があれば確実に規格に沿ったポートフォリオを作れます。

なお、ポートフォリオの完成度から両ソフトの習熟度を図ろうとしている採用担当も多いので、Illustrator、Photoshopで制作するのが無難です。

あと何よりも「作りやすい」です。
慣れが必要ですが、デザイン系業界に進むなら必ず先で必要になるソフトウェアなので、イラレ、フォトショの練習も兼ねて両ソフトで制作します。

まだPhotoshopとIllustratorを導入されていない方はAdobe公式サイトから導入しておきましょう。
Amazonをはじめとした通販サイトより、公式サイトの方がお得です。

クリップスタジオやSaiで作るのは?

クリップスタジオやSaiといったペイントソフトで作るのもアリと言っちゃアリなんですが、これらはイラスト制作や漫画制作に特化したソフトです。

レイアウトや文字入力はイラレ、フォトショに軍配が上がります。

買い切りで安く、絵を描くには最高なのですが、複雑なレイアウトや文字入力には断然イラレ、フォトショの方が便利です。(今後のアップデートでどうなるか分かりませんが。)

上記の理由から、ポートフォリオの完成度を求めるならIllustratorとPhotoshopは必須と言えます。
ただ、イラレ、フォトショの方が便利であって、クリスタで不可能という事ではありませんよ。

公式サイトでクリスタをチェック

導入方法
Illustrator、Photoshopを未導入、導入を検討されている方は、下記リンクにイラレフォトショを最安値で購入する方法と導入方法を詳しく紹介しておりますので参考にしてください。
使い方やテクニック講座
なおイラレ、フォトショの使い方は下記で段階を経て解説しております。
Illustrator,Photoshop未経験の方にも分かりやすく解説しております。

InDesignを活用

より効率的に作る為に、冊子の制作に特化したAdobeの「InDesign」で制作するのも大いにアリです。
テンプレートを作れば簡単に全ページに適用ができるので効率的に制作できます。

冊子を作るならInDesignが超便利
Illustratorでポートフォリオの制作は可能です。
複数ページの冊子形式であるポートフォリオはInDesign(インデザイン)での制作が効率的です。

ポートフォリオの規格について

個人的には面白ければ規格なんてものはどうでもいいかな、と思っています。
デジタル、アナログ、立体、映像、WEB…面白ければ何でも良いかと思います。

ただ、今からポートフォリオを作り始められる方は、就職活動を考慮に入れてある程度の規格に沿っておくのが無難かもしれません。

なお「規格なんざクソ食らえだ!俺は俺のルールでやるんだ!」という根っからのアーティスト気質の方は当記事を参考にしないでください。

A4に印刷してファイリング

就活用ポートフォリオで一番よくあるタイプの形式です。クリアファイル等にA4で印刷した作品集を入れていくパターンです。
少なすぎると見ごたえが無いし、多すぎると読むのが疲れる…15~25ページくらいで収める方が多いです。
採用者側から見て一番多く送られてくる形式です。一般的な就活を予定されているのであれば用意しておいて損はない形式です。

ポートフォリオの返却について
応募先に送付し、合否に関わらず返却してくれる企業もあれば返却不可の企業もあります。
量産可能なポートフォリオなら問題ありませんが、1点モノの場合は要注意です。
おそらく応募説明の欄に返却の旨が記載されていると思いますが、無記載かつ問答無用で返却不可の企業もあるので気を付けましょう。

言えば返してくれる企業がほとんどだと思いますが、中にはそれでも返却不可の企業もあります。そういう場合は頭を冷やして冷静にどんな企業か改めて調べ直すと、「あぁなるほどね」、って合点がいく場合もあるかもしれません。大切な新卒カードをそんな企業に使うのは勿体ないです。

もし返却不可の企業にお祈りされた場合、ページを再度出力しファイルを購入する必要があります。
ファイルにインクと紙、そして作品集送付の送料等、制作する上で時間以外に金銭面で意外とコストが発生します。金欠の学生さんには少し厳しいですが、節約やバイトで頑張ってお金を工面しましょう。

高確率でポートフォリオを数冊作る事になりますので、汎用的な「クリア色」のA4クリアファイルをまとめて複数冊購入しておくと便利です。
なお100均のクリアファイルは安っぽすぎるのであまりオススメはできません。

テンプレートを配布中

なお左記記事でポートフォリオのベーシックなテンプレートを配布しております。
ポートフォリオを作り始めたばかりの方にオススメです。

ニーアオートマタのUI風ポートフォリオテーマを紹介しています。
AIも配布しております。

PDF形式にまとめる

メールやデータ便でPDFにまとめた作品集を募集している企業も多いです。
PDF用にデータを作るのが一番ですが、A4のポートフォリオをPDF化すると楽にPDFポートフォリオが作れます。
PDFは印刷の手間やコストがかからないので応募者側の懐に優しい形式です。

PDFを結合する際にAcrobatDC(有料)が別途必要になりますが、フリーのPDF結合ツールもあるので節約したい方はフリーソフトを利用して作成します。

機能的にはAcrobatDCの方が遥かに優れてますが、それなりに金額しますからね。
イラレとフォトショの導入がまたの方はそちらを優先しましょう。


PDFを求める企業は履歴書もデータで求めるケースが多いように見受けられます。合理的ですね。

WEBサイトにまとめる

WEBサイトに自身の作品集を掲載するパターンです。
静止画だけでなく、動きを付けられるので面白い見せ方が可能です。
企業に応募する際もURLを一行書けばOKです。
また、特定の企業だけでなく不特定多数の方が閲覧できる媒体なので、様々な方の反応が見られます。
意外なところから仕事の依頼が舞い込む可能性がありますよ。

イチから自身で作ると何かとWebの知識が必要で敷居が高いですが、無料のポートフォリオサービスを利用すると誰でも簡単に自身のポートフォリオサイトが作成可能です。

無料でポートフォリオサイトを簡単キレイに作れるサービスをまとめておりますので、是非ご覧ください。

無料で使えるMATCHBOXが便利
マイナビクリエイターが提供する MATCHBOX は、作品画像とテキストがあれば無料で超簡単にポートフォリオを作れる便利サービスです。
クリエイター志望の方は利用される事をオススメします。定期的にポートフォリオ講座も無料で開催されているのですごく勉強になりますよ。

WEB制作が未経験の方は、上記で紹介したサービスを使って自身のポートフォリオサイトを作るのがベストですが、まずはインスタ等のSNSPixiv等でお手軽に始めるのもアリです。

作る前に全ての作品を集める

いきなり作品集を作り出す前に、自身が作成した作品を全て集めておきましょう。
どんな作品を作ったっけ?そんなあやふやな記憶を作品と一緒に発掘します。

お気に入り、そうでない作品、まずは自身が作成した作品全てを集めます。

アナログ、デジタル、立体等、作品形式は問いません。
デジタル形式は編集可能なPSD、AI等があれば一番便利ですが、JPGでもPNGでも何でも構いません。

まずは存在している作品を全てかき集めます。
作品の厳選や構成等はその後に行いましょう。

ポートフォリオの構成を考える

どんな内容のポートフォリオにするか、構成を考えます。
ただ、いきなりデジタルで本番データを作り出す前に、全体のラフを考えた方が効率的かと思われます。

まずコンセプトと構成を考える

いきなり作品集を作り出す前に、コンセプトと全体の構成を考えておくのが無難です。

私の場合は何の下準備もせず、いきなりイラレ上でコネコネとデザイン制作を行うと、かえって時間がかかります。(中には構成とデザインを同時進行できる方もいらっしゃいますが。。)

なので下記の2点を先に行います。

・ズレを防止するために作品集のコンセプトを立てる。
・全体のラフを作る。(仕上りと同サイズのA4コピー用紙がオススメ)


コンセプトは大切ですね。

カッコいいイラストを作成しているのに、可愛らしい世界観だとチグハグになってしまいます。
どんな作品集を目指したいのか、しっかりと軸を立てます。

全体の構成ラフは紙と鉛筆、デジタル、自身が作りやすい方法で構いません。
(個人的には仕上がりサイズと同じA4コピー用紙に描くのがおススメです。)
キレイさはさておき、サクッとできる方法で作品集全体の構成を作成します。

完成した構成を元にデジタルで仕上げていきます。

一般的なポートフォリオの構成例

表紙

表紙があると作品集っぽさが出ます。

ゲームとかアニメ、イラストレーターさんの作品集みたいな感じで、メインビジュアルとロゴとか、こだわりたい個所です。

プロフィール

ご自身のプロフィールを載せてみましょう。
貴方がどんな方なのかイメージできるようなプロフィールだと、より採用担当者に興味を持ってもらえるでしょう。イラスト系の方なら自身の似顔絵を載せてみたり、ロボ好きなら自分の顔をロボ化してみたり、遊んでください。

なお、不特定多数の人に見られるモノなので、個人情報保護の観点から生年月日、住所、電話番号といった情報は記載しない方が無難かもしれません。

目次

たまに目次、各目次トップで全体の1/3以上を費やしている作品集を見かけますが、目次だらけの作品集はよろしくありません
20ページ程度の作品集なら目次は1,2ページもあれば十分です。

目次に何ページもの労力を費やす時間を他のページや作品自体に費やした方がいいかもしれませんね。

作品ページ

作品タイトル、作品、制作時期、使用画材やツール、制作時間、制作コンセプト、コメント等を載せるのが一般的です。
なお出来の良い作品から掲載するのが吉です。最初にドカンと良いものを見せて、相手の心を掴んで次のページをめくらせます。

作品制作以外に取り組んでアピールできるものがあれば、載せてみるのも面白いかもしれません。

余力があれば裏表紙

せっかくなので裏表紙も作ってみましょう。
最後はちゃんと〆ておきます。

イラストレーターの方なら例えば、表と裏を1枚としてイラストをドーンと配置し、表面は見せたいキャラ部分が見えるように、裏表紙は背景部分が見えるようなデザインとかアリかもしれません。

作るのは大変、見る側はドライ

ポートフォリオを作るのは大変です。

苦労して作ったんだから、多少作りこみが甘い個所は大目に見てくれよ、となりますが、採用側は容赦無く切り捨てます。微妙な作品が最初にくると…最悪見てくれないかもしれません。

「ふざけんじゃねぇよ!」ってなりますよね。
でも事実です。

採用担当の方は大量の作品集を見ないといけないですからね。
微妙な出来だと「もういいや」、ってなる可能性があります。

私は過去に勤めていた2社で作品集の選考に携わっていたことがあるのですが、何十冊ものポートフォリオが段ボールに入れられて台車で送られてきます。
基本的には業務時間内に時間を割いて見ないといけないので、力の入っていない作品集は酷な話ですがパラパラっと見て切り捨てます。

何十冊の内から数冊気になるのを残して見直し、さらに絞り込む。って流れで厳選しておりました。

なので作品集は全体の完成度は勿論ですが、最初のインパクトが肝心です。

作品は厳選する

量で勝負という方法もあるので一概には言い切れない所があるのですが、一般的なポートフォリオを作る際は作品を厳選します。

カサ増しする為に微妙な作品を載せるのは、逆にポートフォリオの品質を落としてしまう恐れがあります。
したがって「量より質」を重視します。

 

基本的に作品集は流し見される
先にも書きましたが、見る側はポートフォリオをサクッと見られる場合が多いです。
多くの採用担当は最初の段階で1つの作品集を5分、長くても10分程度しか見ません。

私自身も所属企業で応募者のポートフォリオを拝見させていただいた際、5~10分程度で見ていました。結構な数を見る必要があり、尚且つ他にも業務があるので、制作者が考えているほどポートフォリオは時間をかけて見られていません。

つまりポートフォリオのチェック担当者が見る5~10分に全てをつぎ込む必要があります。
見せ方にもよりますが、中途半端なカサ増し作品10点よりも、力の入ったインパクトのある作品1点の方が印象が強いです。

あくまでこれは私の場合ですが、授業の課題として作成した作品は魂が籠っていませんでした。
課題で作らされた感が満載、仕方なしに作りましたが何か?的な声が作品を通じて伝わってきます。

授業課題、オリジナル作品に関わらず、気合の入った作品をメインに掲載するのが良いです。

全体のトーンを統一する

作品集全体のトーンやルールを統一しておくのが良いかと思います。
トーン&マナー、所謂「トンマナ」ですね。

極端な例だと絵本みたいなキャラなのに、近未来系のシャープな世界観のUIだと合わないですよね。
また、説明文の文字サイズやマージン(余白)等がページごとにバラバラだったりすると統一感に欠けますので、一定のルールを持たせて作成します。

なお作品点数が少なく、各々の世界観がバラバラした作品ばかりだと一つのポートフォリオにまとめる際、全体的にチグハグな印象のモノになってしまいます。
そういった方はポートフォリオの最終仕上がりをイメージしつつ、頑張って作品点数を増やしましょう!

なおポートフォリオが一通り完成した方は下記記事のチェック項目が当てはまらないか確認してみると良いかもしれません。

【就活対策】惜しいポートフォリオの例と改善方法を解説

おすすめの参考資料

制作で行き詰った方はポートフォリオ作りの参考となる書籍がありますので参考にするのもアリです。
下記はオススメの書籍なのでチェックされる事をオススメします。

チート級に便利なMATCHBOXを活用

ポートフォリオをゼロから作るのはとても大変です。
MATCHBOX を使えばデザインの知識、WEBの知識が無くても簡単に綺麗なポートフォリオが短時間で作れます。言わばポートフォリオ制作のチートアイテムみたいなモノです。

MATCHBOX はマイナビクリエイターが提供しているポートフォリオを無料で作成できるサービスです。

作品とテキストを準備するだけで簡単にポートフォリオが作成できます。PDFに出力できるので紙媒体も超簡単に作成可能!
ポートフォリオを初めて作成される方やWEB媒体のポートフォリオをサクッと作りたい方にオススメです。
また、定期的にポートフォリオ制作に関するオンライン講座が開催されています。
利用はもちろん無料!
教わる機会の少ないポートフォリオに関する情報が沢山得られるので、 無料で受講 されてみてはいかがでしょうか?

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おわりに

以上、デザインや制作業界への就職を前提としたポートフォリオ作りの概要についてでした。

ポートフォリオ作りは労力がかかりますが、まず1本作り切ってしまいましょう。
作り切ったら終わりではなく、その後も改善を積み重ねてより質の高いポートフォリオにしてあげると内定を貰える可能性が高まります。

また応募企業に調整を行った「一本釣り」的なポートフォリオ作りも大いに良いと思います。
特定の企業の内定をゲットできる可能性がグッと高まります。

次は「具体的なポートフォリオの作り方」ついて解説します。

【サンプル有り】ポートフォリオの作り方をゼロから徹底解説

ポートフォリオ作りのヒント集

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オススメはコンプリートプラン

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IllutratorとPhotoshopの使い方をゼロから解説する「ゼロから始めるIllustrator」と「ゼロから始めるPhotoshop」の目次リンクです。
本業が教えるイラレとフォトショ講座の目次は下記からどうぞ。