【ゼロから始めるIllustrator #01】操作画面、新規作成と保存、各種ファイル形式

こんにちは、「ゼロから始めるIllustrator」略して「ゼロイラ」講座の#01を始めます。

当講座ではIllustratorの画面を構成しているパネル類や新規ドキュメント作成の方法と注意点、ドキュメント保存の方法と注意点について解説します。

新規ドキュメントの作成

新規ドキュメントを作成するには、最終的に使うデータが何に使われるかを考慮する必要があります。例えば印刷用なら入稿するファイル形式をどうするか、WEB媒体ならファイル形式をどうするかなど、目的を明確にしてデータ作成を行います。

今から解説する方法は印刷用のデータを想定したドキュメント作成です。

新規作成の流れ

Illustratorを立ち上げると上記のような画面が表示されます。
左端に[ 新規作成 ]のボタンがあるのでクリックします。

新規ドキュメントの新規作成画面が表示されます。
今回は印刷用のファイルを作成したいので[ 印刷 ]を選択します。用紙サイズは[ A4 ]を選んでみます。

詳細設定について
右下あたりにある[ 詳細設定 ]のボタンを押すと詳細設定が開きます。
旧バージョンの新規作成画面はこの形式でした。
今回は特に触る必要はありませんので、このような画面があるんだな、程度で認識していただければ大丈夫です。

Illustratorの基本画面

新規ドキュメントを作成すると使用不可能だったツール類が使用できるようになります。Illustratorには様々な機能を持ったツールやパネル類が搭載されておりますので確認していきましょう。

ツールバー

オブジェクトの作成や選択、編集等に使用するツールが格納されています。

アートボード

新規書類作成時に指定した書類のサイズが実線で表示されています。

メニューバー

Illustratorのメニューが表示されています。

コントロールパネル

現在の操作に必要な項目だけをコンパクトにまとめ表示されています。

パネル

各種ツールの詳細設定等が表示されています。

タブ

複数のファイルを開いている際に、タブ切り替えで開いているファイルを切り替える事ができます。

画面の名称を知っていると使い方に迷った際、調べやすくなります。覚えておいて損はしませんよ。

ツール一覧

色々とツールがあります。

よく使うツールから使わないツールまで様々、当サイトでは一般的なIllustrator操作でよく使うツール、使えるツールを重点的に紹介していきます。

ツールバー下部の[ … ]アイコンをクリックするとツールバーを編集できます。
必要なツールをツールバーにドラッグすると追加できます。

お好みのツール、よく使うツールをご自身で選択して、いい感じの作業画面を作成してみてください。

ツールを全部表示させたい方は下記の方法でツール全表示ができます。

[ ウィンドウ ] → [ ツールバー ] → [ 詳細設定 ]をクリックするとすべてのツールが表示されます。

基本、詳細表示、カスタム、お好きなツールバーを使ってみてください。

パネルの表示・非表示

[ウィンドウ]メニューから様々なパネルの表示・非表示ができます。自身のお好みで表示非表示レイアウトができます。

ワークスペースの保存

表示させるパレットやツールをカスタマイズをしたワークスペースを保存することができます。

[ウィンドウ]→[ワークスペース]→[新規ワークスペース]で任意の名前を入力し「OK」をクリックします。[ワークスペースの管理]で保存したワークスペースの名前を変更したり削除ができます。

ドキュメントの保存

Illustratorで作成したドキュメントの保存方法についてです。

ファイル形式について

Illustratorで保存できるファイル形式は主に「AI」「PDF」「EPS」「FXG」「SVG」の5種類が存在しています。用途に合った形式を選択して保存するようにしましょう。

AI形式で保存

当サイトではIllustrator(AI)形式での保存を前提としています。AI形式で保存をすると「filename.ai」のように.aiという拡張子が付きます。

[ ファイル ] → [ 別名で保存 ] → [ ファイルの種類をAdobe Illustrator (*.AI) ] を選択、ファイル名は任意の名前を入れて [ 保存 ] をクリックします。

Illustrator初心者の方は [Illustratorオプション] の中は何も操作せずにそのまま[OK]を押して保存を完了させてください。バージョンについて下に解説を入れています。

ここまでで一旦保存は完了です。

下記の内容は保存方法について少し詳しく解説した内容なので、初心者の方は「なるほどね、ふーん」程度で読み進めていただいて大丈夫です。

バージョン、その他保存形式について

バージョンについて

始められたばかりの方はバージョンを気にする必要は無いかと思います。
使用されているバージョンでそのまま保存してください。
こういう機能もあるんだね、くらいで大丈夫です^^

ファイルと互換性を持たせる Illustrator のバージョンを指定します。同バージョンで読み込む前提のファイルなら特に設定の必要はありません。
旧バージョンのIllustratorで読み込む必要がある場合は旧バージョンを選択します。

旧バージョンで作成したファイル(例:CS6)を新バージョン(例:CC)で読み込むのは問題ありません。逆に新バージョン (例:CC)で作成したファイルを旧バージョン(例:CS6)で読み込むとアートワークが壊れて表示されることがありますので注意が必要です。

旧バージョンで保存する場合は、別名で現バージョンと分けて保存することをオススメします。
現バージョン例(CC):「filename.ai」
旧バージョン例(CS6):「filename_cs6.ai」等。

その他の項目は基本的にデフォルトのままの設定で問題ありません。

各種保存形式について

Illustratorには様々な形式でファイルの保存ができます。使用用途に応じて適した形式で保存しましょう。

PDF形式で保存

Illustrator では、複数の種類の PDF ファイルを作成できます。例えば、複数ページからなる PDF、レイヤー化された PDF、PDF/X 準拠ファイルなどを作成できます。レイヤー化された PDF を作成すると、様々な場面で使用可能なレイヤー構造の PDF を保存できます。PDF/X 準拠ファイルを使用すると、カラー、フォント、トラッピングなどに関連した負担を軽減できます。

入稿用ファイル、また企業に送るポートフォリオ、デジタル媒体で閲覧する際の資料やイラストや漫画のデータ販売等、何かと使用頻度の高いファイル形式の一つです。また見積書、請求書といった書類もPDFで書き出している方も多いですね。

Illustrator EPS形式で保存

Illustrator EPS(Encapsulated PostScript)ファイルは、ほとんどすべての DTP プログラム、ワードプロセッサー、およびグラフィックアプリケーションで読み込んだり配置したりすることができます。 EPS 形式のファイルには、Adobe Illustrator で作成できる数多くのグラフィックオブジェクトが保存され、Illustrator ファイルとして再び開いたり編集したりすることができます。 EPS ファイルは PostScript 言語に基づいて作成されるので、ベクトルグラフィックとビットマップグラフィックの両方を含むことができます。複数のアートボードを含むアートワークの場合には、EPS 形式で保存するとアートボードが保持されます。

また印刷業者の中にはEPS形式推奨の所もあります。

Illustrator Template(AIT)形式で保存

あらかじめご自身で設定した独自設定のファイルを用意し、新規ドキュメントとして開くことができるファイル(.ait)です。作業内容に合わせて使い分ける事で作業の効率化を図れます。

SVG形式で保存

SVG とは、高品質でインタラクティブな Web グラフィックを作成するベクトル形式の事を指します。

WEB制作の話になりますが、例えばlogo.png , logo_l.png , logo_s.png…のように色んなサイズのロゴが必要なサイトを想定します。いちいちロゴをサイズ別で用意するのは正直面倒です。そこでlogo.svgのように一つベクトル形式のロゴを用意すると、画質を劣化させずサイト内で様々なサイズで使いまわしができます。そういった用途に使えるのがSVG形式です。

※SVG 形式には、SVG と SVG 圧縮(SVGZ)の 2 つのバージョンがあります。 SVGZ はファイルサイズを 50 ~ 80 %縮小できますが、SVGZ ファイルはテキストエディターで編集ができません。

SVGZ形式で保存

SVG形式をさらに圧縮した形式がSVGZ形式です。通常のSVGファイルと比較すると50~80%程ファイルサイズが小さく、ユーザ側にほとんど遅延を感じさせることなく自動展開することができます 。

FXG形式で保存

CCには搭載されていませんが、CS6以前に搭載されている書き出し形式です。
FXG について Adobe Flex で使用するために Illustrator で構造化グラフィックを作成する場合は FXG 形式で保存できます。 FXG は、MXML(Flex フレームワークで使用される XML ベースのプログラミング言語)のサブセットに基づいたグラフィックファイル形式です。

マスターデータとしてAI形式で保存

複数のファイル形式が存在していますが、Illustratorで作成したデータは作成した環境のバージョンでAI形式(Illustrator形式)で保存したものをマスターデータし、用途に応じて別名で形式を変えて保存することをオススメします。

まずはAI形式で保存、他の形式はその後に作成しましょう。

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おわりに

作品作りの前にファイル名を付けて保存しましょう。
ある程度作成してから保存でいいや、そろそろ保存しようかなー、って時にIllustratorが落ちる事も( ;∀;)
ほんの数秒の操作を面倒くさがった代償が数分、数十分なんて事も…
自動復元機能や他にも復元する方法がありますが、まずは確実かつ簡単に防げる「こまめな保存」がオススメです。

おつかれさまでした。

次回の講座内容は、今回作成した真っ白なキャンバスに色んなオブジェクトを作成していきます。

ゼロから始めるシリーズ総合目次

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